【variance − 変動、不一致】

【variance − 変動、不一致】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「variance」はラテン語の「varians」(変化する)から派生した言葉で、「variare」(変化させる)という動詞に由来します。14世紀頃に英語に取り入れられ、「変動」や「不一致」を意味するようになりました。数学では「分散」として使われ、統計学の重要な概念を指します。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語
    • difference (違い)
    • fluctuation (変動)
    • inconsistency (不一致)
    • divergence (分岐)
  • 反対語
    • consistency (一貫性)
    • agreement (一致)
    • uniformity (均一性)
    • similarity (類似)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「variance」と「variation」は関連がありますが、用法が異なります。「variance」は主に不一致や変動の度合いを指し、数学では具体的な統計用語として使われます。一方、「variation」は異なる形や状態を指し、変化そのものを意味します。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「variance」という言葉は、統計学で特に重要な概念として知られています。分散(variance)はデータのばらつきの度合いを示し、科学、経済学、心理学など幅広い分野で使用されます。この概念は、20世紀初頭に統計学者ロナルド・フィッシャーによって数式化され、科学的研究においてデータの分析に革新をもたらしました。また、日常会話では、意見や価値観の不一致を指す比喩的な意味でも使われます。例えば、「at variance」というフレーズは、人々の間の対立や相違を描写するのに役立ちます。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. There is a significant variance in temperature between day and night.
    昼と夜の間で気温に大きな変動があります。
  2. The variance in test scores among students was higher than expected.
    生徒間のテストの点数のばらつきは予想以上に大きかったです。
  3. His opinion was at variance with the majority of the group.
    彼の意見はグループの大多数と一致していませんでした。
  4. The accountant noticed a variance in the financial records that needed investigation.
    会計士は調査が必要な財務記録の中の不一致に気づきました。
  5. The variance of the data points was calculated to measure the consistency of the results.
    結果の一貫性を測るためにデータポイントの分散が計算されました。