
【loathsome
— 嫌悪を催させる、忌まわしい】
【loathsome — 嫌悪を催させる、忌まわしい】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「loathsome(嫌悪を催させる、忌まわしい)」は、古英語の「loathian(嫌う、嫌悪する)」に由来します。「loath」は「嫌悪」や「不快」を意味し、「-some」は「~を引き起こす」や「~の性質がある」という意味を加える接尾辞です。そのため、「loathsome」は「嫌悪感を引き起こすもの」となり、不快感や忌み嫌う感情を強く表現する言葉として使われるようになりました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- disgusting(気持ち悪い)
- revolting(胸が悪くなる)
- repugnant(不快な)
- abhorrent(忌み嫌うべき)
- 反対語:
- pleasant(心地よい)
- delightful(楽しい)
- agreeable(快適な)
- appealing(魅力的な)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「loathsome」と「loath」は混同されやすいですが意味が異なります。
- loath は「~することに気が進まない」という形容詞で、「reluctant(気乗りしない)」に近い意味です。
例: He was loath to admit his mistake.(彼は自分の過ちを認めることに気が進まなかった。) - loathsome は「嫌悪を催させる、忌まわしい」という意味で、不快感を引き起こす対象に使います。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「loathsome」という言葉は、シェイクスピアの作品にも登場し、登場人物が嫌悪や憎しみを表す場面で使われています。例えば『オセロ』では、嫉妬や裏切りといった感情が物語を動かす中で、登場人物の「loathsome」な行動や態度が物語の緊張感を高めます。また、文学や映画の悪役が「loathsome」と描かれることで、そのキャラクターの不快さや忌まわしさが際立ち、観客や読者の共感や反感を引き出す重要な役割を果たします。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The smell coming from the garbage was loathsome.
ゴミから漂う匂いは忌まわしいものだった。 - He showed a loathsome attitude toward his colleagues.
彼は同僚に対して嫌悪感を催させる態度を取った。 - The villain’s actions in the movie were utterly loathsome.
映画の悪役の行動は完全に忌まわしいものだった。 - She found the idea of cheating to be loathsome.
彼女は不正を働くという考えを嫌悪した。 - The loathsome behavior of the corrupt officials angered the public.
腐敗した役人の忌まわしい行動が世間の怒りを買った。
【loathsome — 嫌悪を催させる、忌まわしい】のコロケーション
- Loathsome behavior: 嫌悪感を抱かせる行動
- Loathsome creature: 忌まわしい生き物
- Loathsome smell: 嫌悪を催させる匂い
- Loathsome habit: 忌むべき習慣
- Loathsome sight: 目を背けたくなる光景
- Loathsome act: 忌まわしい行為
- Loathsome disease: 嫌悪を感じる病気
文法問題
問題1
The villain in the story was so ________ that everyone feared and despised him.
a) loathsome
b) loathe
c) loath
d) loathsomely
解説
正解は a) loathsome です。”so ~ that” の形で、形容詞が必要なので、”loathsome”(忌まわしい、嫌悪感を抱かせる)が正解です。”loathe” は動詞、”loath” は形容詞ですが「気が進まない」の意味があり、文脈に合いません。”loathsomely” は副詞で不適切です。
問題2
The smell coming from the garbage was absolutely ________.
a) loathsome
b) loath
c) loathe
d) loathsomely
解説
正解は a) loathsome です。”absolutely”(完全に)の後には強い意味を持つ形容詞が続くため、”loathsome”(忌まわしい)が最適です。”loath” は意味が異なり、”loathe” は動詞、”loathsomely” は副詞で文脈に合いません。
問題3
She finds it ________ to speak in public due to her fear of being judged.
a) loathsome
b) loath
c) loathe
d) loathsomely
解説
正解は b) loath です。”find it ~ to…” の構文で、”loath”(気が進まない、嫌だ)という形容詞が適切です。”loathsome” は「忌まわしい」の意味が強すぎ、”loathe” は動詞、”loathsomely” は副詞で不適切です。
問題4
He spoke ________ about his rival, showing his intense hatred.
a) loathsome
b) loathsomely
c) loathe
d) loath
解説
正解は b) loathsomely です。文脈から判断して、副詞が必要なので、”loathsomely”(嫌悪感を抱かせるほどに)が適切です。”loathsome” は形容詞、”loathe” は動詞、”loath” は「気が進まない」という意味の形容詞です。
問題5
The politician’s ________ behavior caused outrage among the public.
a) loathsome
b) loath
c) loathe
d) loathsomely
解説
正解は a) loathsome です。”behavior”(振る舞い)を修飾する形容詞として、”loathsome”(忌まわしい)が最も適切です。”loath” は異なる意味の形容詞、”loathe” は動詞、”loathsomely” は副詞でここでは不適切です。