
【gaudy – けばけばしい、派手すぎる】
【gaudy – けばけばしい、派手すぎる】という単語の語源とか由来を知っていますか?
gaudyの語源は、16世紀の英語に由来し、ラテン語の「gaudium」(喜び、楽しみ)に関連しています。この言葉は、中世期には「装飾品」や「喜びを引き起こすもの」として使われ、ポジティブな意味を持っていました。しかし、やがて「華美すぎる」「上品さに欠ける」といった否定的なニュアンスが加わり、現在のような「けばけばしい」「派手すぎる」という意味へと変化しました。また、16世紀には「gaudy day」という表現があり、特別な祝祭日を指していましたが、これも過剰に祝うことを暗示するようになりました。このように、gaudyは元来の明るいイメージから、過剰さや悪趣味を伴う意味合いへと変遷を遂げています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- garish(けばけばしい)
- flashy(派手な)
- tacky(安っぽい)
- showy(目立ちたがりな、けばけばしい)
- ostentatious(これ見よがしの)
- 反対語
- subtle(控えめな)
- elegant(上品な)
- understated(控えめな表現の)
- plain(地味な)
- modest(控えめな)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- garish
・gaudyと似て「派手すぎる」を意味しますが、garishは「目に痛いほど明るい」ニュアンスが強いです。 - flashy
・派手さを誇張する意味では似ていますが、flashyは特に「一時的な派手さ」を指します。 - giddy
・「目まいがする」という意味で、外見の派手さには関係がありませんが、音の類似で混同されやすいです。 - gaunt
・「やせ細った」という意味で、派手さとは真逆の意味を持ちますが、発音の類似で混乱する場合があります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
gaudyという言葉は、特にファッションやインテリアの分野でよく使用されますが、否定的な意味合いが強いため、微妙な感覚を持って使われることがあります。例えば、18世紀のヨーロッパでは、派手な衣装が富や地位を示すステータスシンボルとされていました。そのため、上流階級の人々は意図的にgaudyな服装を好みました。しかし、現代ではこうした派手さが「品のなさ」として捉えられる傾向が強くなっています。また、「gaudy」という言葉がユーモラスに使われる場面も多く、過剰な装飾や派手なデザインを軽く茶化すようなニュアンスで使われることもあります。特に、美的感覚が問われるシーンでは、gaudyという形容が大きな意味を持つと言えるでしょう。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She wore a gaudy dress to the party, catching everyone’s attention.
・彼女は派手すぎるドレスを着てパーティーに現れ、皆の注目を浴びた。 - The room was decorated with gaudy ornaments that felt overwhelming.
・その部屋はけばけばしい装飾品で飾られ、圧倒されるような印象だった。 - He dislikes gaudy colors and prefers a more subtle palette.
・彼はけばけばしい色が嫌いで、より控えめな色合いを好む。 - The jewelry she bought turned out to be gaudy and of poor quality.
・彼女が買った宝石は、けばけばしくて質が悪いものだった。 - Some people enjoy the gaudy lights of amusement parks, while others find them overwhelming.
・遊園地の派手な照明を楽しむ人もいれば、うるさく感じる人もいる。
【gaudy – けばけばしい、派手すぎる】のコロケーション
- Gaudy clothes: けばけばしい服
- Gaudy jewelry: 派手すぎる宝飾品
- Gaudy colors: どぎつい色彩
- Gaudy decorations: 派手な装飾
- Gaudy display: けばけばしい展示
- Gaudy design: 派手すぎるデザイン
- Gaudy appearance: けばけばしい外観
文法問題
問題1
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
Her dress was so _____ that it drew everyone’s attention at the party.
- elegant
- gaudy
- plain
- modest
解答と解説
解答:2. gaudy
解説:
「drew everyone’s attention(みんなの注目を集めた)」という文脈から、「gaudy(けばけばしい)」が適切です。「elegant(優雅な)」「plain(地味な)」「modest(控えめな)」は目立ちすぎる服の特徴を正確に表しません。
問題2
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The decorations in the room were too _____ for such a formal event.
- tasteful
- gaudy
- subtle
- appropriate
解答と解説
解答:2. gaudy
解説:
「too _____ for such a formal event(そのような格式高いイベントには~すぎる)」という文脈から、「gaudy(派手すぎる)」が適切です。「tasteful(趣味の良い)」「subtle(控えめな)」「appropriate(適切な)」は「派手すぎる」というニュアンスを持ちません。
問題3
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The jewelry she wore was expensive but looked _____ under the bright lights.
- delicate
- gaudy
- refined
- understated
解答と解説
解答:2. gaudy
解説:
「looked _____ under the bright lights(明るい照明の下では~に見えた)」という文脈では、「gaudy(けばけばしい)」が適切です。「delicate(繊細な)」「refined(洗練された)」「understated(控えめな)」は、この場合の派手さやけばけばしさを表現できません。
問題4
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
He avoided buying the _____ souvenir because it didn’t match his minimalist taste.
- simple
- gaudy
- classic
- plain
解答と解説
解答:2. gaudy
解説:
「didn’t match his minimalist taste(彼のミニマリストの趣味に合わない)」という文脈から、「gaudy(けばけばしい)」が適切です。「simple(シンプルな)」「classic(クラシックな)」「plain(地味な)」はミニマリストの趣味に合うため、この文脈では不適切です。
問題5
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The critics described the artist’s latest work as _____ and lacking in depth.
- innovative
- gaudy
- profound
- subtle
解答と解説
解答:2. gaudy
解説:
「lacking in depth(深みを欠いている)」という文脈から、「gaudy(けばけばしい)」が適切です。この文では、作品が見た目の派手さだけで内容に乏しいことを批判しています。「innovative(革新的な)」「profound(深い)」「subtle(控えめな)」はこの批判的な文脈に合いません。