
【melodious – 美しい旋律の、旋律的な】
【melodious – 美しい旋律の、旋律的な】という単語の語源とか由来を知っていますか?
melodiousは、ラテン語の「melodia」から派生しています。ラテン語の「melodia」は「旋律」や「歌」を意味し、その語源はギリシャ語の「melos」(旋律)と「-odia」(歌、歌う)に由来しています。中世ラテン語で音楽や歌の美しさを表現する言葉として使われるようになり、その後英語にも取り入れられました。melodiousは元々、「美しい旋律を持つ」「調和の取れた」という意味を含み、音楽や歌の質の高さを評価する際に使用されました。現在では、音楽だけでなく、耳に心地よい音全般を指す言葉として使われています。音楽においては、旋律が耳に心地よく響くものを指す一方で、日常的には「心地よい音」としても広く使われています。音楽的な美しさが強調され、耳に残るような素晴らしい音色を表現する言葉として一般的に用いられています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- musical(音楽的な)
- harmonious(調和のとれた)
- sweet-sounding(甘美な音を持つ)
- tuneful(調子の良い)
- soothing(心地よい、落ち着かせる)
- 反対語
- discordant(不協和音の)
- grating(耳障りな)
- cacophonous(不快な音の)
- unmelodious(旋律のない)
- harsh(耳障りな)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- musical
・melodiousと類似し、音楽に関する形容詞ですが、musicalは音楽そのものや、音楽が得意なという意味を含みます。 - tuneful
・melodiousと似ており、「旋律が良い」という意味ですが、tunefulは歌やメロディの調子が良いことを強調する傾向があります。 - melancholic
・「憂鬱な」という意味ですが、音に関して使う場合は、悲しげな音というニュアンスがあり、melodiousとは対照的な意味になります。 - harmonious
・調和の取れたという意味で似ていますが、harmoniousは複数の音が調和している状態を表し、melodiousは1つの旋律が心地よいことを指します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
melodiousという言葉は、音楽や旋律の美しさを表現する際に多く用いられますが、特に人々の記憶に残るものとしては、19世紀の音楽家たちがその名声を築くために、美しい旋律を生み出してきた時代のことを挙げられます。モーツァルトやベートーヴェンなどの作曲家たちが生み出した旋律は、まさにmelodiousそのものであり、彼らの音楽は今でもその美しさで人々を魅了し続けています。また、melodiousという形容詞は、ただ単に音楽に使われるわけではなく、日常生活にも広く使われます。例えば、自然界の鳥のさえずりや、風に揺れる木々の音、あるいは人々が歌う美しいメロディもまた、melodiousとして表現されることがあります。このように、音楽的な意味を越えて、人々に心地よい音を提供するものすべてに対して使われる言葉となっています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The melodious sound of the piano filled the room, creating a peaceful atmosphere.
・ピアノの美しい旋律が部屋を満たし、平和な雰囲気を作り出した。 - She sang a melodious song that captured everyone’s heart.
・彼女は美しい旋律の歌を歌い、皆の心をつかんだ。 - The melodious birdsong in the morning was a welcome start to the day.
・朝の美しい鳥のさえずりは、1日の素晴らしいスタートとなった。 - The melodious tunes of the orchestra echoed through the concert hall.
・オーケストラの美しい旋律がコンサートホールに響き渡った。 - His voice was so melodious that it could soothe even the most troubled hearts.
・彼の声はとても美しい旋律を持っていて、最も悩んでいる心でさえも癒すことができた。
【melodious – 美しい旋律の、旋律的な】のコロケーション
- Melodious music: 美しい旋律の音楽
- Melodious voice: 旋律的な声
- Melodious tune: 美しい旋律の曲
- Melodious melody: 美しいメロディ
- Melodious sound: 心地よい音
- Melodious song: 旋律的な歌
- Melodious rhythm: 美しいリズム
文法問題
問題1
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The singer’s _____ voice captivated the audience during the concert.
- harsh
- melodious
- grating
- deep
解答と解説
解答:2. melodious
解説:
「captivated the audience(観客を魅了した)」という文脈から、「melodious(美しい旋律の)」が最適です。「harsh(耳障りな)」「grating(不快な)」「deep(深い)」は、文脈における声の美しさを表す言葉ではありません。
問題2
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The _____ sounds of the birds in the morning made the park a peaceful place to relax.
- discordant
- melodious
- loud
- sharp
解答と解説
解答:2. melodious
解説:
「made the park a peaceful place to relax(公園をリラックスするのに平穏な場所にした)」という文脈から、「melodious(美しい旋律の)」が適切です。「discordant(不協和音の)」「loud(大きな)」「sharp(鋭い)」は、平穏さを伝える言葉ではありません。
問題3
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The _____ melody of the piano filled the room, creating a soothing atmosphere.
- melodious
- dissonant
- heavy
- chaotic
解答と解説
解答:1. melodious
解説:
「creating a soothing atmosphere(穏やかな雰囲気を作り出した)」という文脈から、「melodious(美しい旋律の)」が最適です。「dissonant(不協和音の)」「heavy(重い)」「chaotic(混沌とした)」は、穏やかな雰囲気に合いません。
問題4
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
Her _____ singing voice was perfect for the classical music performance.
- melodious
- rough
- flat
- off-key
解答と解説
解答:1. melodious
解説:
「perfect for the classical music performance(クラシック音楽の演奏にぴったりだった)」という文脈から、「melodious(美しい旋律の)」が最適です。「rough(粗い)」「flat(音程が低い)」「off-key(外れた)」は、クラシック音楽に適した声の特徴とは言えません。
問題5
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The _____ tones of the violin made the piece even more emotional and moving.
- melodious
- shrill
- clashing
- deep
解答と解説
解答:1. melodious
解説:
「made the piece even more emotional and moving(その曲をさらに感動的にした)」という文脈から、「melodious(美しい旋律の)」が適切です。「shrill(高音の)」「clashing(ぶつかり合う)」「deep(深い)」は、感動的で美しい旋律を表すには不適切です。