
【stitch – 縫い目、一針】
【stitch – 縫い目、一針】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「stitch」は古英語の stician に由来し、これは「縫う」や「刺す」という意味を持ちます。この言葉はゲルマン語系の sticca(突き刺す)から派生しており、古くは物を縫い合わせる行為そのものを指していました。英語では「一針」「縫い目」など、布を縫い合わせる行為に関連した意味で使われています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- seam(縫い目、継ぎ目)
- needlework(針仕事)
- embroidery(刺繍)
- suture(縫合)
- stitching(縫い合わせること)
- 反対語
- tear(裂け目、破れ)
- open(開く、開ける)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- seam(縫い目、継ぎ目)
・「stitch」は単一の縫い目や一針を指し、「seam」は布の継ぎ目全体を指すことが多い。 - suture(縫合)
・「stitch」は日常的な縫い目や手縫いを指すが、「suture」は医療的な縫合や傷口を閉じる縫い目に特化している。 - needlework(針仕事)
・「stitch」は一針に焦点を当てるのに対し、「needlework」は全体的な針を使った手仕事を指す。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「stitch」という単語は、その深い歴史的な背景から、何世紀にもわたり重要な役割を果たしてきました。中世ヨーロッパでは、縫い物は高貴な女性たちの重要なスキルとされ、特に豪華な刺繍や縫製はその地位を示す手段として使われました。例えば、イギリス王室では、王族や貴族の女性が手作業で豪華な衣装や旗を縫い上げ、その技巧は王室の権威を象徴するものとされました。
また、縫い目の歴史は医療にも深く関わっています。外科手術が発展する中で、縫合技術は重要な進歩を遂げ、今日では「stitch」が傷を縫う行為として広く認識されています。特に第一次世界大戦や第二次世界大戦では、戦傷を治療するために多くの医師が縫合技術を駆使し、この技術の重要性が再認識されました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She carefully made a stitch to fix the tear in her dress.
・彼女はドレスの裂け目を直すために慎重に一針縫った。 - The surgeon made several stitches to close the wound.
・外科医は傷を閉じるためにいくつかの縫い目を施した。 - He learned how to stitch a button onto his shirt.
・彼はシャツにボタンを縫い付ける方法を学んだ。 - The blanket was made by hand, with each stitch carefully placed.
・その毛布は手作業で作られ、各縫い目が慎重に配置されていた。 - After the fall, she needed stitches to heal the cut on her leg.
・転んだ後、彼女は足の切り傷を治すために縫い目を必要とした。
【stitch – 縫い目、一針】のコロケーション
- A sewing stitch: 縫い目
- A stitch in time: 一針のタイム(事前の対応)
- A running stitch: かけ縫い
- A needle and stitch: 針と糸
- A stitch of pain: 一瞬の痛み
- A stitch pattern: 縫い目の模様
- Stitch together: 一緒に縫い合わせる
文法問題
問題1
次の文の空欄に適切な語を選んでください。
She carefully sewed the button back on with a needle and _____.
- stitch
- thread
- pin
- knot
解答と解説
解答: stitch
解説: 「stitch」は、縫い目や一針を指します。ボタンを縫い付ける際、1回の縫い目を指すため「stitch」が適しています。「thread(糸)」「pin(針)」「knot(結び目)」は、縫う作業に関連しますが、文の意味には合いません。
問題2
次の文の空欄に適切な語を選んでください。
The tailor made several _____ to repair the torn fabric.
- stitches
- knots
- pins
- threads
解答と解説
解答: stitches
解説: 「stitches」は、縫い目の複数形です。服の修理には複数の縫い目が使われるため、「stitches」が適切です。「knots(結び目)」「pins(ピン)」「threads(糸)」は、縫い目自体ではなく、補助的な道具です。
問題3
次の文の空欄に適切な語を選んでください。
She felt a sharp pain with every _____ in her leg.
- stitch
- poke
- cut
- bruise
解答と解説
解答: stitch
解説: 「stitch」は、体の一部に縫い目を入れる際に痛みを感じることを指します。特にけがや手術後に縫われる際に使われる表現です。「poke(突き)」や「cut(切り傷)」、「bruise(あざ)」はこの文脈には適しません。
問題4
次の文の空欛に適切な語を選んでください。
After the accident, he had to get several _____ to close the wound.
- stitches
- cuts
- breaks
- bruises
解答と解説
解答: stitches
解説: 「stitches」は、傷を閉じるために使う縫い目を指します。事故やけがの後で縫い目を入れることがあるため、ここでは「stitches」が正しい選択です。「cuts(切り傷)」「breaks(骨折)」「bruises(あざ)」は、この文脈では適切ではありません。
問題5
次の文の空欛に適切な語を選んでください。
The doctor used a special technique to make the _____ more discreet.
- stitch
- mark
- cut
- bandage
解答と解説
解答: stitch
解説: 医師が縫い目を目立たせずに行う場合に「stitch」を使います。手術後の縫い目が目立たないようにするため、縫い方の工夫が必要です。「mark(印)」「cut(切り傷)」「bandage(包帯)」は、縫い目そのものを意味しません。