【poignant:心に響く、痛烈な、感動的な】

【poignant:心に響く、痛烈な、感動的な】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「poignant」はフランス語の「poignant(鋭い、辛辣な)」から来ており、その語源はラテン語の「pungere(刺す、突く)」です。本来の意味は「痛みを伴うほど強い感情を引き起こす」ことを指し、現代英語では「感動的な」「心に響く」といったニュアンスで使われます。また、「辛辣な」「鋭い」といった意味合いも持ち、比喩的に「心を刺すような」体験や表現を表すのに適しています。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語
    • emotional(感情的な)
    • touching(感動的な)
    • moving(胸を打つ)
    • heartrending(胸が張り裂けるような)
    • bittersweet(ほろ苦い)
  • 反対語
    • indifferent(無関心な)
    • dull(鈍い、退屈な)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  • poignant vs. pungent:「poignant」は「感動的な、心に響く」の意味だが、「pungent」は「刺激的な、鼻をつく」など主に味や匂いについて使われる。
  • poignant vs. poignant:「poignant」は「鋭い、痛烈な」意味も持つため、文脈によって解釈が異なることがある。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「poignant」はもともと「刺す」「突く」という意味を持っていたが、それが比喩的に「心を刺すような」感情を表すようになった。特に文学や映画の世界では、悲しみや郷愁を伴う感動的な場面を表現する際によく用いられる。例えば、シェイクスピアの戯曲や、戦争映画の別れのシーンなどで「poignant moment(心に深く響く瞬間)」と表現されることが多い。この言葉の持つ「心を強く打つ」感覚が、多くの人の共感を呼ぶのだろう。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The movie’s poignant ending brought tears to my eyes.
     その映画の感動的な結末に涙がこぼれた。
  2. She shared a poignant memory from her childhood.
     彼女は子供時代の心に残る思い出を語った。
  3. His speech was filled with poignant reflections on life.
     彼のスピーチは人生についての痛烈な考察に満ちていた。
  4. The poignant letter reminded her of the love they once shared.
     その胸を打つ手紙は、かつての愛を思い出させた。
  5. The photograph captured a poignant moment between a mother and her child.
     その写真は母と子の心に響く瞬間をとらえていた。

【poignant:心に響く、痛烈な、感動的な】のコロケーション

  • Poignant moment: 心に響く瞬間
  • Poignant memory: 感動的な思い出
  • Poignant reminder: 痛烈な思い出させるもの
  • Poignant scene: 胸を打つ場面
  • Poignant expression: 切ない表情
  • Poignant story: 感動的な物語
  • Poignant contrast: 痛烈な対比

文法問題

問題1

次の文の空欄に適切な語を選んでください。
The documentary about war had a _____ impact on the audience, leaving many in tears.

  • poignant
  • dull
  • indifferent
  • tedious

解答と解説
解答: poignant
解説: 「戦争についてのドキュメンタリーは観客に感動的な影響を与え、多くの人を涙させた」という文脈なので、**poignant(心に響く、感動的な)**が適切です。dull(退屈な)indifferent(無関心な)、**tedious(冗長な)**は正反対の意味になります。


問題2

次の文の空欄に適切な語を選んでください。
Her speech was so _____ that even the toughest critics were moved.

  • poignant
  • meaningless
  • monotonous
  • irrelevant

解答と解説
解答: poignant
解説: 「彼女のスピーチは非常に感動的で、最も厳しい批評家でさえ感動した」という文脈なので、poignantが適切です。meaningless(意味のない)monotonous(単調な)、**irrelevant(無関係な)**はすべて不適切です。


問題3

次の文の空欄に適切な語を選んでください。
The novel’s ending was particularly _____, making readers reflect on their own lives.

  • poignant
  • forgettable
  • uninspiring
  • irrelevant

解答と解説
解答: poignant
解説: 「その小説の結末は特に心に響くもので、読者に自分の人生を振り返らせた」という意味なので、poignantが最適です。forgettable(忘れやすい)uninspiring(感動を与えない)、**irrelevant(無関係な)**は不適切です。


問題4

次の文の空欄に適切な語を選んでください。
There was a _____ moment in the film when the protagonist reunited with his long-lost family.

  • poignant
  • tedious
  • superficial
  • irrelevant

解答と解説
解答: poignant
解説: 「主人公が長い間離れていた家族と再会する場面は、感動的な瞬間だった」という文脈なので、poignantが適切です。tedious(退屈な)superficial(表面的な)、**irrelevant(無関係な)**は意味が合いません。


問題5

次の文の空欄に適切な語を選んでください。
The old photographs brought back _____ memories of childhood.

  • poignant
  • trivial
  • indifferent
  • dull

解答と解説
解答: poignant
解説: 「その古い写真は心に響く子供時代の思い出を呼び起こした」という文脈なので、poignantが適切です。trivial(些細な)indifferent(無関心な)、**dull(退屈な)**は正反対の意味になります。