【supple:柔軟な、しなやかな、弾力のある】

【supple:柔軟な、しなやかな、弾力のある】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「supple」は、ラテン語の「supplex(ひざまずく、従順な)」が語源で、これは「sub-(下に)」+「plectere(曲げる)」に由来します。古フランス語「souple(柔軟な)」を経て、英語では「しなやかで柔軟な」という意味で定着しました。もともとは「体が柔らかく、よく曲がる」ことを指していましたが、比喩的に「考えや態度が柔軟で適応力がある」といった意味でも使われるようになりました。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語
    • flexible(柔軟な)
    • pliant(しなやかな)
    • limber(体が柔らかい)
    • elastic(弾力のある)
    • adaptable(適応力のある)
  • 反対語
    • stiff(硬い、こわばった)
    • rigid(頑固な、融通が利かない)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  • supple vs. subtle:「supple」は「しなやかで柔軟な」、一方「subtle」は「繊細な、微妙な」という意味で混同しやすい。
  • supple vs. flexible:「supple」はしなやかさを強調し、「flexible」は適応性や変化のしやすさを含む。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「supple」は身体の柔軟性を表す言葉としてよく使われるが、精神的な適応力にも用いられる。例えば、戦国時代の武将や戦略家が「状況に応じてしなやかに対応する」ことを重要視したように、ビジネスや人間関係でも「supple mind(柔軟な思考)」が求められる。伝統的な武道やヨガでは、体の柔軟性と心の柔軟性は密接に関係しており、「supple body, supple mind(しなやかな体はしなやかな心を生む)」という考え方が根付いている。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. Yoga helps keep the body supple and strong.
     ヨガは体をしなやかで強く保つのに役立つ。
  2. The dancer’s supple movements captivated the audience.
     そのダンサーのしなやかな動きは観客を魅了した。
  3. Leather becomes more supple with regular conditioning.
     革は定期的なお手入れでより柔軟になる。
  4. His mind was as supple as his body, adapting quickly to new ideas.
     彼の心は体と同じくらい柔軟で、新しい考えにすぐ適応した。
  5. The tree branches were supple enough to bend in the strong wind.
     その木の枝は強風でも曲がるほどしなやかだった。

【supple:柔軟な、しなやかな、弾力のある】のコロケーション