
【swarthy – 色黒い、褐色の】
【swarthy – 色黒い、褐色の】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「swarthy」は、「色黒い」や「褐色の肌の」という意味で、16世紀ごろから英語に登場した。この語は中期英語の「swart(暗い、黒っぽい)」に由来し、さらに遡ると古英語「sweart(黒い、暗い)」にたどり着く。この語根はゲルマン語派に共通して見られ、ドイツ語の「schwarz(黒い)」とも関連している。最初は「暗い、黒っぽい」といった一般的な意味で使われていたが、次第に日焼けや遺伝的特徴による「肌の色の濃さ」を表す語として定着していった。現在では、外見に関する描写や文学的な表現で使われることが多い。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- dark-skinned(肌の色が濃い)
- dusky(やや暗い、黒っぽい)
- tanned(日焼けした)
- bronzed(日焼けして銅色になった)
- 反対語
- fair-skinned(色白の)
- pale(青白い)
- light-complexioned(明るい肌色の)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- sultry(蒸し暑い、官能的な):音が似ているが意味は全く異なる。
- sooty(煤けた、すすのような):黒さに関係するが、主に汚れに関する形容。
- sallow(黄ばんだ顔色):色に関係するが、病的な顔色を表す語。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「swarthy」という語は、かつて文学作品の中で異国的な魅力や神秘性を描写するためにしばしば用いられた。特に19世紀のロマン主義文学では、異国の旅人や荒野を行く冒険者の描写に「swarthy」が使われ、読者に非日常性や冒険心を喚起した。たとえば、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの作品や、シェイクスピア劇の中にもこの語は登場することがある。ただし、現代においては肌の色を描写する語としての使用には慎重さが求められる場面も多く、文脈に配慮した使い方が大切とされている。それでも「swarthy」は、その語感と意味から、古典文学や詩において印象的な表現としての地位を保ち続けている。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The sailor had a swarthy complexion from years at sea.
その船乗りは長年の航海で色黒い顔色になっていた。 - He was tall and swarthy, with dark eyes that sparkled.
彼は背が高く、色黒で、輝くような黒い目をしていた。 - Her swarthy skin glowed under the summer sun.
夏の日差しの下で彼女の褐色の肌は輝いていた。 - The desert tribe was known for their swarthy appearance.
その砂漠の部族は色黒な容姿で知られていた。 - His swarthy features gave him an exotic charm.
彼の褐色の顔立ちは異国的な魅力を与えていた。
【swarthy – 色黒い、褐色の】のコロケーション
- Swarthy complexion: 色黒の肌
- Swarthy man: 色黒の男
- Swarthy appearance: 褐色の外見
- Swarthy skin: 褐色の肌
- Swarthy youth: 色黒の若者
- Swarthy features: 色黒の顔立ち
- Swarthy traveler: 日焼けした旅人
文法問題
- The sailor had a ______ complexion from years spent at sea.
- swarthy
- pale
- flushed
- glowing
解答: swarthy
解説: 「その船乗りは海で過ごした長年のため、○○な顔色をしていた。」という文脈から、日焼けして褐色になった肌を表す swarthy(色黒の)が最も適切。他の選択肢 pale(青白い), flushed(紅潮した), glowing(輝くような) は文脈と合わない。
- The villain was described as a tall man with a ______ face and piercing eyes.
- swarthy
- bland
- freckled
- wrinkled
解答: swarthy
解説: 「その悪役は、○○な顔と鋭い目をした背の高い男として描写されていた。」という描写に合うのは、陰のある印象を与える swarthy。bland(特徴のない) や freckled(そばかすのある), wrinkled(しわの寄った) は「悪役」のイメージとしては弱い。
- Many people in the region have a naturally ______ skin tone due to the strong sun.
- swarthy
- ivory
- ghostly
- bluish
解答: swarthy
解説: 「その地域の人々は強い日差しのため、生まれつき○○な肌色をしている。」という文では、日焼けや遺伝的要素で褐色の肌を表す swarthy が正解。ivory(象牙色), ghostly(青白い), bluish(青みがかった) は不自然。
- The actor’s ______ appearance made him perfect for the role of a mysterious desert traveler.
- swarthy
- golden
- rosy
- chalky
解答: swarthy
解説: 「その俳優の○○な外見は、謎めいた砂漠の旅人の役にぴったりだった。」という文脈では、日焼けして精悍な印象の swarthy が最もふさわしい。他の選択肢は役柄のイメージと合致しにくい。
- She was drawn to his deep voice and ______ charm.
- swarthy
- icy
- sickly
- metallic
解答: swarthy
解説: 「彼女は彼の低い声と○○な魅力に惹かれた。」という文では、swarthy は色黒でエキゾチックな雰囲気を含意する語として、魅力の描写にマッチする。icy(冷たい), sickly(病的な), metallic(金属的な) は魅力的とは言いがたい形容である。