Scorching /ˈskɔːrtʃɪŋ/
焼けるように暑い、痛烈な
物が焦げるほど、あるいは肌が焼けるほど非常に熱い状態。比喩的に、極めて厳しい批判などを指すこともある。
「scorching な太陽の下、アスファルトが揺らめく」
📚 意味と用法
Scorching は、動詞 “scorch” の現在分詞から来た形容詞で、「焼けるように暑い」「酷暑の」という意味で最もよく使われます。単に “hot” というよりもはるかに強い熱さを表現します。天候や気温、火などを説明するのに使われます。また、比喩的に、非常に速いスピード(a scorching pace)や、「痛烈な」「辛辣な」批判(a scorching review)を表すのにも用いられます。
天候・気温 (Weather/Temperature)
It was a scorching day, over 40 degrees Celsius.
(摂氏40度を超える、焼けるように暑い日だった。)
批判・スピード (Criticism/Speed)
The film received a scorching review from the critic. / The runner set a scorching pace.
(その映画は批評家から痛烈なレビューを受けた。/ そのランナーは猛烈なペースを刻んだ。)
🕰️ 語源と歴史
“Scorching” の元となる動詞 “scorch” の語源は完全には明らかになっていませんが、古ノルド語の “skorpna“(しなびる、縮む)に関連があると考えられています。熱によって皮が「しなびて焦げる」というイメージが核にあるようです。また、”bark”(樹皮)を意味する古フランス語 “escorce” から来たという説もあり、こちらも「表面を剥がす、焦がす」というニュアンスに繋がります。
いずれにせよ、「熱による表面の変化」という物理的な現象が、極度の暑さや痛烈な批判といった感覚的な表現へと発展しました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
💬 実践的な例文
We walked across the scorching desert sand.
私たちは焼けるように熱い砂漠の砂の上を歩いた。
The iron was so hot it left a scorching mark on the cloth.
アイロンは非常に熱く、布に焦げ跡を残した。
The car won the race, setting a scorching new lap record.
その車はレースに勝ち、驚異的な新ラップ記録を樹立した。
He delivered a scorching attack on the government’s policies.
彼は政府の政策に対して痛烈な攻撃を行った。
It’s scorching today! Let’s stay inside where it’s cool.
今日は酷暑だね!涼しい中にいよう。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A day that is extremely hot can be described as ______.
解説:
極端に暑い日は「焼けるように暑い (scorching)」と表現されます。
2. The opposite of a scorching day is a ______ day.
解説:
「酷暑の日」の対極にあるのは「凍えるような日 (freezing day)」です。
3. The verb ______ means to burn the surface of something.
解説:
何かの表面を焦がすことを意味する動詞は “scorch” です。
4. The new sports car drove at a ______ speed.
解説:
非常に速いスピードを比喩的に「scorching speed」と表現することができます。
5. A very hot day is informally called a ______.
解説:
口語では、酷暑の日は “scorcher” と呼ばれます。