Hiss /hɪs/
シューという音を立てる、ヤジを飛ばす
蛇や猫が出すような、長く鋭い「シュー」という音。または、不満や軽蔑を示すために、人が出す同様の音やヤジ。
「静寂を破る鋭い hiss は、危険か、あるいは不満のサイン」
📚 意味と用法
hiss は、動詞と名詞の両方で使われます。動詞としては、「シューという音を立てる」ことを意味します。これは、蛇や猫が威嚇するときに出す音、空気が漏れる音、熱いものに水がかかったときの音など、様々な状況で使われます。また、聴衆などが不満を表すために「シーッというヤジを飛ばす」行為も指します。名詞としても、これらの「シューという音」や「ヤジ」そのものを指します。
シューという音 (A sharp sibilant sound)
The snake raised its head and gave a loud hiss.
(蛇は頭をもたげ、大きなシューという音を立てた。)
不満を表すヤジ (An expression of disapproval)
The audience began to hiss at the terrible actor.
(観客はそのひどい役者にヤジを飛ばし始めた。)
🕰️ 語源と歴史
「Hiss」は、その音自体を模倣した擬音語(onomatopoeia)です。中英語の「hissen」に由来し、14世紀頃から記録が見られます。この種の単語は多くの言語に存在し(例:ドイツ語 “zischen”、フランス語 “siffler”)、音を直接的に描写する必要性から自然発生的に生まれたと考えられています。
元々は動物や物の出す音を指していましたが、後に人間が不満を表すために出す類似の音にも適用されるようになりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
hiss | 長く続く「スーー」という音。蛇、空気漏れ、不満の表明。 |
sizzle | 熱い表面で何かが焼ける「ジュージュー」という音。 |
boo | hissと同様に不満を表すが、低くうなるような「ブー」という音。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
不満を表す hiss (ヤジ) は、称賛を表す applaud (拍手喝采する) や cheer (声援を送る) とは正反対の聴衆の反応です。
💬 実践的な例文
The steam pipe let out a loud hiss as it burst.
蒸気管は破裂する際に大きなシューという音を立てた。
The angry cat arched its back and began to hiss at the dog.
怒った猫は背中を丸め、犬に向かってシューッと威嚇し始めた。
He hissed a warning to his friend to be quiet.
彼は友人に静かにするよう、シーッと警告した。
The villain was met with a chorus of boos and hisses when he appeared on stage.
悪役が舞台に登場すると、ブーイングとヤジの嵐で迎えられた。
I could hear the hiss of the tires on the wet road.
濡れた路面をタイヤが滑る音が聞こえた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. Which animal is most famous for making a hissing sound?
解説:
シューという音を出すことで最も有名な動物は「蛇 (A snake)」です。
2. To express strong disapproval at a performance, an audience might ______.
解説:
公演への強い不満を表すために、観客は「ヤジを飛ばす (hiss)」ことがあります。
3. The word “hiss” is an example of ______.
解説:
「Hiss」は音を模倣した言葉、つまり「擬音語 (onomatopoeia)」の一例です。
4. The opposite reaction to hissing from an audience is to ______.
解説:
ヤジを飛ばすことの反対の反応は「拍手喝采する (applaud)」ことです。
5. When air escapes from a tire, it makes a ______ sound.
解説:
タイヤから空気が漏れると、「シューという (hissing)」音がします。