Solicitous /səˈlɪs.ə.t̬əs/
心配している、気遣う、切望している
他人の幸福や快適さを心配し、気遣う様子。または、何かを熱心に得たいと願っているさま。
「真の優しさとは、solicitous な眼差しに宿る」
📚 意味と用法
solicitous は、形容詞で、主に2つの意味で使われます。1つ目は、誰かの健康、幸福、安全などを「心配している」「気遣っている」様子を表す、フォーマルな言葉です。”be solicitous about/for someone’s welfare” のように使われ、深い配慮や思いやりを示します。2つ目は、やや古風な用法で、何かを「切望している」「熱心に求めている」という意味もあります。
心配・配慮 (Showing concern)
He was always solicitous for the well-being of his students.
(彼はいつも生徒たちの幸せを気にかけていた。)
切望 (Eager or anxious to do something)
She was solicitous to gain the committee’s approval.
(彼女は委員会の承認を得ることを切望していた。)
🕰️ 語源と歴史
「Solicitous」は、ラテン語の「sollicitus」に由来します。これは「不安な、心配な、動揺した」といった意味の言葉です。「sollicitus」は、「全体(sollus)」と「動かす、揺さぶる(ciere)」から成り立っています。つまり、文字通りには「全体が揺さぶられている」というイメージで、心がかき乱されて落ち着かない状態を表していました。
この「不安」や「心配」が、他者への気遣いや、何かを熱望する際のそわそわした気持ちへと意味が発展し、16世紀に英語に取り入れられました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
solicitous | 他者を深く心配し、積極的に世話を焼こうとする態度。フォーマル。 |
concerned | 「心配している」という内面的な感情。最も一般的。 |
attentive | 相手のニーズに「注意深く」気を配り、すぐに行動する様子。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
他人を気遣う solicitous な態度は、unconcerned (無関心な) または indifferent (無頓着な) 態度とは正反対です。
💬 実践的な例文
The nurse was very solicitous, checking on the patient every hour.
その看護師は非常に気遣いが行き届いており、1時間ごとに患者の様子を見に来た。
He made solicitous inquiries about my health.
彼は私の健康について心配そうに尋ねてくれた。
She was a solicitous hostess, making sure everyone had enough to eat and drink.
彼女は、誰もが十分に飲み食いできるよう気を配る、もてなし上手な女主人だった。
I appreciated his solicitous phone call after my accident.
事故の後、彼の心配してくれた電話に感謝した。
He was always solicitous to maintain a good reputation.
彼は良い評判を維持することを常に切望していた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A person who shows great care and concern for others is ______.
解説:
他人に対して大きな配慮や関心を示す人は「solicitous」です。
2. The noun form of “solicitous” is ______.
解説:
「solicitous」の名詞形は「solicitude」(心配、配慮)です。
3. The opposite of being solicitous is being ______.
解説:
「気遣う」の対義語は「無関心な (unconcerned)」です。
4. To ______ donations is to ask for them earnestly.
解説:
寄付を熱心に求めることは「solicit」すると言います。
5. She was ______ about her son’s safety during his trip.
解説:
彼女は息子の旅行中の安全を「心配していました (solicitous)」。