「すべてのプロフェッショナルは、かつて “would-be” だった」
📚 意味と用法
would-be は、ハイフンで結ばれた複合形容詞で、必ず名詞の前に置かれます。ある人や物が何かになろうとしているが、まだその段階に至っていないことを示します。「~志望の」「~の卵」と訳されることが多いですが、文脈によっては「~気取りの」という軽蔑的なニュアンスや、「~未遂の」という意味で使われることもあります。
~志望の (Aspiring)
The workshop was attended by many would-be writers.
(そのワークショップには、多くの作家志望者が参加した。)
~未遂の (Attempted but failed)
The police arrested the would-be bomber at the airport.
(警察は空港で爆弾犯未遂の男を逮捕した。)
🕰️ 語源と歴史
「Would-be」は、助動詞「would」(~だろう、~するつもりだ)と、動詞「be」(~である、~になる)が組み合わさってできた言葉です。”would” には願望や意志を表す用法があり、ここでは「~になりたいと望む」というニュアンスを持っています。
文字通り「~になるであろう(と本人は思っている)」という意味から、「~志望の」という意味が生まれました。ハイフンでつなぐことで、全体として一つの形容詞として機能します。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The ______ actor was waiting tables to support himself.
解説: 自分を支えるためにウェイターをしているのは、「俳優志望の (would-be)」人であると考えるのが自然です。
2. Which of these is a synonym for “would-be”?
解説: 「大望を抱く」を意味する “aspiring” は、”would-be” の良い類義語です。
3. The opposite of a “would-be” artist is an ______ artist.
解説: 「芸術家の卵」の対義語は、すでに評価が「確立された (established)」芸術家です。
4. He gave some advice to the ______ entrepreneurs at the event.
解説: イベントでアドバイスを受けるのは、これから起業しようとする「起業家志望の (would-be)」人々でしょう。
5. “Would-be” is always used ______ a noun.
解説: “would-be” は形容詞として、必ず名詞の「前に (before)」置かれます。