「夜空に輝く a silvery orb ― 銀色の球体、月」
📚 意味と用法
orb は、名詞として、「球、球体」を指す、やや文学的で古風な響きを持つ言葉です。一般的な “sphere” や “ball” よりも、格式高い印象を与えます。特に、太陽や月、惑星といった「天体」を指すのによく使われます。また、占い師が使う「水晶玉 (crystal orb)」や、王が権威の象徴として持つ「宝珠」を指すこともあります。詩的な文脈では、眼球を指すこともあります。
天体として (A celestial body)
The sun is a fiery orb in the sky.
(太陽は空に輝く炎の球体だ。)
王権の象徴 (A symbol of royalty)
The queen held the scepter and orb during her coronation.
(女王は戴冠式の間、王笏と宝珠を手に持っていた。)
🕰️ 語源と歴史
「Orb」は、ラテン語の「orbis」に由来します。これは「輪、円、円盤、世界」など、丸い形状を持つものを幅広く指す言葉でした。
古フランス語を経て英語に入り、当初は天体の「軌道」を指していましたが、次第に天体そのもの、つまり「球体」を指すようになりました。”orbit”(軌道)も同じ語源を持つ単語です。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
**1. The Sun is a giant ______ of burning gas.**
解説: 太陽は燃えるガスの巨大な「球体 (orb)」です。
**2. A more common word for “orb” is ______.**
解説: “orb” のより一般的な類義語は「球体 (sphere)」です。
**3. The fortune teller gazed into her crystal ______.**
解説: 占い師が見つめるのは「水晶玉 (crystal orb)」です。
**4. The word “______,” meaning the path of a planet, shares a root with “orb”.**
解説: 惑星の進路を意味する「軌道 (orbit)」は、”orb” と同じ語源を持ちます。
**5. The Moon appeared as a glowing ______ in the night sky.**
解説: 夜空に輝く月は、「光る球体 (glowing orb)」と詩的に表現できます。