Ginger /ˈdʒɪndʒər/
ショウガ、ショウガ色(赤褐色)、元気
香辛料として使われる植物の根茎。また、その色である赤みがかった茶色や、その色の髪を指す。口語で「元気、活気」の意味も持つ。
「ピリッとした刺激と温かさ、’ginger’ は生活のスパイス」
📚 意味と用法
ginger は多義的な名詞です。最も一般的な意味は、料理の香辛料や薬味として使われる植物の「ショウガ」です。二つ目に、ショウガの皮のような「赤褐色」を指し、特にその色の髪(赤毛)やその髪を持つ人を指す形容詞としても使われます (ginger hair)。三つ目に、イギリスの口語では「元気」「活気」という意味で使われることがあります (add a bit of ginger)。
香辛料としてのショウガ (As a spice)
Add some freshly grated ginger to the stir-fry.
(炒め物にすりおろしたてのショウガを加えてください。)
色としてのショウガ色 (As a color)
She is known for her bright ginger hair.
(彼女は鮮やかな赤毛で知られている。)
🕰️ 語源と歴史
「Ginger」の語源は非常に古く、世界的な交易の歴史を反映しています。元は南インドのドラヴィダ語族の言葉(例:タミル語の`inchi ver`「ショウガの根」)でした。これがサンスクリット語 (`srngaveram`)、古代ギリシャ語 (`zingiberis`)、ラテン語 (`zingiber`) を経て、古フランス語から古英語の `gingifer` へと伝わりました。スパイス交易路を通じて、言葉も香辛料と共に世界へ広がっていったのです。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
💬 実践的な例文
A cup of hot ginger tea is good for a cold.
温かいショウガ茶は風邪に良い。
The cat has distinctive ginger stripes.
その猫には特徴的な茶褐色の縞模様がある。
The speech needed a bit more ginger to keep the audience engaged.
聴衆の関心を引きつけ続けるには、そのスピーチはもう少し活気が必要だった。
Pickled ginger is often served with sushi.
寿司にはしばしばショウガの酢漬け(ガリ)が添えられる。
He’s what they call a ginger—red hair and freckles.
彼は、いわゆる赤毛の人で、赤毛にそばかすがある。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A sweet, spicy cookie made with ginger is called ______.
解説:
ショウガ入りの甘くてスパイシーなクッキーは「gingerbread」です。
2. “Ginger” can be used to describe a person with ______ hair.
解説:
“Ginger” は「reddish-brown(赤褐色)」の髪を表すのに使われます。
3. Which of these is NOT a primary meaning of “ginger”?
解説:
ショウガは植物の根茎であり、果物(fruit)ではありません。
4. To move very carefully is to move ______.
解説:
「慎重に、用心深く」を意味する副詞は “gingerly” です。
5. ______ is a carbonated soft drink flavored with ginger.
解説:
ショウガで風味付けされた炭酸飲料は「Ginger ale(ジンジャーエール)」です。