「自分の過ちを見つめる、心の痛み」
📚 意味と用法
ashamed は、自分がしたこと(またはしなかったこと)や、自分の置かれた状況に対して罪悪感や恥ずかしさを感じ、「恥じている」状態を表す形容詞です。常に be動詞の後に置かれ、主語の状態を説明します。”ashamed of…” (~を恥じている) や “ashamed to do…” (~するのを恥じている) という形でよく使われます。”embarrassed” が人前での一時的な恥ずかしさを指すのに対し、”ashamed” はより深く、道徳的な過ちに対する内面的な感情を指すことが多いです。
行動に対する恥
He was ashamed of his behavior at the party.
(彼はパーティーでの自分の振る舞いを恥じていた。)
告白することへの恥
I’m ashamed to admit that I lied.
(嘘をついたと認めるのは恥ずかしい。)
🕰️ 語源と歴史
「Ashamed」は、古英語の動詞 “āscamian” の過去分詞形に由来します。”āscamian” は「恥を感じる」という意味で、さらに古英語の “scamu”(恥、shame)に遡ります。接頭辞の “a-” は、ここでは強調や状態を表す役割を果たしています。「恥で覆われた状態」というのがこの単語の核となるイメージです。非常に古くから英語に存在する、感情を表す基本的な言葉の一つです。
🔄 類義語
⚡ 対義語
💬 実践的な例文
I’m deeply ashamed of my selfish actions.
私は自分の自己中心的な行動を深く恥じている。
You have nothing to be ashamed of; it wasn’t your fault.
あなたが恥じることは何もない。あなたのせいではなかったのだから。
She was too ashamed to ask for help.
彼女は助けを求めるのが恥ずかしくてできなかった。
He felt ashamed for not keeping his promise.
彼は約束を守らなかったことを恥ずかしく思った。
Aren’t you ashamed of yourself?
あなたは自分のしたことが恥ずかしくないのですか?
🧠 練習問題
1. The noun related to “ashamed” is ______.
解説: 「恥」という感情そのものを表す名詞は “shame” です。
2. The opposite of feeling ashamed is feeling ______.
解説: 「恥じている」の反対の感情は「誇りに思う (proud)」です。
3. He was ashamed ______ his poor test results.
解説: 「~を恥じている」は “ashamed of …” という形で表現されます。
4. A ______ person feels no shame.
解説: 恥を感じない「恥知らずな」人は “shameless” と言います。
5. She was too ______ to speak.
解説: “was too … to speak” の構文では、形容詞が必要です。「恥ずかしすぎて話せなかった」なので “ashamed” が正解です。
