「太陽の光を浴びて咲き誇る花のように、joyful は心からの喜びがあふれ出る様子を表します」
📚 意味と用法
joyful は、「喜びに満ちた」「嬉しい」「楽しい」といった強い幸福感を表す形容詞です。人、表情、出来事、音楽、雰囲気など、喜びを感じさせたり、喜びが表出している様々なものに対して使われます。単に「幸せ」というよりも、より積極的で明白な喜び、歓喜、ウキウキした気持ちのニュアンスを含みます。
人の感情や表情
She gave a joyful laugh when she heard the good news.
(良い知らせを聞いて、彼女は喜びに満ちた笑い声をあげた。)
出来事や雰囲気
The wedding was a joyful celebration of their love.
(その結婚式は彼らの愛を祝う喜びに満ちた祝宴だった。)
🕰️ 語源と歴史
「Joyful」は、名詞「joy」(喜び)に「〜に満ちた」を意味する接尾辞「-ful」が付いて形成された形容詞です。「Joy」自体は、古フランス語の「joie」または「goie」(喜び、歓喜)に由来し、これはさらにラテン語の「gaudium」(喜び、歓喜;複数形は「gaudia」)に遡ります。ラテン語の「gaudium」は「喜ぶ」を意味する動詞「gaudere」と関連しています。
このように、「joyful」はその語源から「喜び」という感情が豊かに存在している状態を示しています。
📋 派生語と関連語
Joyful の派生語
- Joyfully (副詞) – 喜んで、嬉しそうに、楽しげに
The children ran joyfully towards the playground. (子供たちは嬉々として遊び場へ走っていった。)
- Joyfulness (名詞) – 喜びに満ちていること、喜び、快活さ
The joyfulness of the festival was evident in everyone’s smiles. (祭りの楽しさは皆の笑顔に明らかだった。)
- Joy (名詞) – 喜び、歓喜、満足、嬉しいこと
Reading is one of her greatest joys. (読書は彼女の最大の喜びの一つだ。)
※ Joyful は形容詞のため、動詞のような活用形はありません。比較表現は more joyful
(より喜びに満ちた)、most joyful
(最も喜びに満ちた) となります。
🔄 類義語
類義語のニュアンスの違い
joyful | 深く内面から湧き出るような強い喜び。しばしば外にも活発に表れる。 |
happy | より一般的で広範囲な満足感や幸福感。穏やかな場合も含む。 |
glad | 特定の出来事に対する喜びや安堵。感謝の気持ちを伴うことも。 |
⚡ 反対語
混同しやすい単語
Joyful と Happy: Joyful はしばしば happy よりも強く、より深い、時には精神的な喜びを表します。喜びが溢れ出るようなニュアンスです。一方、Happy はより広範で、日常的な満足感や穏やかな幸福感を指すことが多いです。
“I am happy to help you.” (喜んでお手伝いします。 / 手伝えて嬉しいです。)
💬 実践的な例文
The birth of their first child was a truly joyful moment for the couple.
第一子の誕生は、その夫婦にとって本当に喜びに満ちた瞬間だった。
She had a joyful smile as she received the award.
賞を受け取ったとき、彼女は喜びに満ちた笑みを浮かべていた。
The holidays are often a joyful time spent with family and friends.
祝祭日は、家族や友人と過ごす楽しい時間であることが多い。
His joyful laughter echoed through the house, making everyone feel cheerful.
彼の楽しそうな笑い声が家中に響き渡り、皆を陽気な気分にさせた。
Despite the challenges, she maintained a joyful spirit and a positive outlook.
困難にもかかわらず、彼女は快活な精神と前向きな見通しを保っていた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The news of her promotion filled her with __________ feelings.
解説:
昇進の知らせは通常、喜びの感情をもたらします。「sorrowful」(悲しみに満ちた)、「anxious」(心配な)、「indifferent」(無関心な)は不適切で、「joyful」(喜びに満ちた)が正解です。
2. It was a __________ occasion, with music, dancing, and laughter.
解説:
音楽、ダンス、笑い声がある場面は、通常「楽しい」または「喜びに満ちた」ものです。「solemn」(厳粛な)、「mournful」(悲しげな)、「tense」(緊張した)は文脈に合いません。「joyful」が適切です。
3. The children’s __________ shouts could be heard as they played in the snow.
解説:
雪の中で遊ぶ子供たちの叫び声は、通常「楽しそうな」または「喜びに満ちた」ものです。「angry」(怒った)、「fearful」(恐れた)、「quiet」(静かな)は文脈に合いません。「joyful」が最も適切です。
4. A __________ smile lit up her face when she saw the surprise.
解説:
サプライズを見たときの笑顔は、心からの喜びを表す「joyful」なものであると考えるのが自然です。「sad」(悲しい)、「forced」(無理強いの)、「weak」(力ない)は文脈に合いません。
5. Despite the difficult times, they found __________ moments together as a family.
解説:
「Despite the difficult times」(困難な時期にもかかわらず)という前置きがあるため、家族と共に「喜びに満ちた」瞬間を見出すという肯定的な内容が続くと考えられます。「miserable」(みじめな)、「stressful」(ストレスの多い)、「forgettable」(忘れられがちな)は文脈に合いません。「joyful」が適切です。