「A yell of joy, a cry of pain—the voice reveals the heart. (喜びの叫び、痛みの叫び—声は心を明らかにする)」
📚 意味と用法
Yell は動詞および名詞として使われます。
[動詞] 感情の高ぶり(怒り、興奮、痛み)や、誰かの注意を引くために「大声で叫ぶ」ことを意味します。”shout” と似ていますが、”yell” はより感情的で、しばしば甲高い、コントロールされていないニュアンスを持ちます。
[名詞] 「叫び声」「大声」そのものを指します。スポーツの応援で使われる「エール」も “yell” と言います。
感情的な叫び (Emotional shout)
She yelled at me for being late.
(彼女は私が遅刻したことに腹を立てて怒鳴った。)
応援のエール (A cheer)
The crowd let out a triumphant yell when their team scored.
(チームが得点すると、観衆は勝利の雄叫びをあげた。)
🕰️ 語源と歴史
“Yell” は、中英語の “yellen” を経て、古英語の “giellan” (叫ぶ、音を立てる) に由来します。これはさらにゲルマン祖語の “*gellaną” に遡り、「鳴り響く」「叫ぶ」という意味を持っていました。
この言葉は、元々人間だけでなく、動物や物が発する甲高い音も指していたようです。現代では主に人間の声に使われますが、その根底には「鋭く、大きな音を出す」という共通のイメージがあります。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
Instead of yelling, he whispered the secret in her ear.
💬 実践的な例文
There’s no need to yell, I can hear you perfectly well.
大声を出さなくても、ちゃんと聞こえていますよ。
She let out a yell of delight when she saw her present.
プレゼントを見て、彼女は喜びの叫び声をあげた。
He yelled a warning to the swimmers about the shark.
彼は泳いでいる人たちに、サメがいると大声で警告した。
The coach was yelling instructions from the sidelines.
コーチはサイドラインから指示を叫んでいた。
The child started to yell when he didn’t get what he wanted.
その子は、欲しいものが手に入らないとわめき始めた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. To speak very quietly is to ______, not to yell.
解説:
「yell (叫ぶ)」の対義語で、非常に静かに話すことは「whisper (ささやく)」です。
2. A sudden, loud cry of fear is a ______.
解説:
恐怖による突然の甲高い叫び声は、特に「scream (悲鳴)」と言います。
3. The crowd gave a loud ______ of support for their team.
解説:
チームを応援する大きな「声援」や「叫び声」は「yell」で表現できます。
4. Don’t ______ at me! I didn’t do anything wrong.
解説:
「私に向かって怒鳴らないで!」という文脈なので、動詞の「yell」が最も適切です。
5. He ______ across the field to get his friend’s attention.
解説:
野原の向こうにいる友人の注意を引くためには、「大声を出す (yell)」必要があります。