
【fruitless – 無駄な、実りのない】
【fruitless – 無駄な、実りのない】という単語の語源とか由来を知っていますか?
“Fruitless” という単語は、中英語の “fruit”(果物、成果)と形容詞化する接尾辞 “-less”(〜のない)から成り立っています。”Fruit” はラテン語の “fructus” に由来し、これは「享受、収穫、成果」という意味があります。ラテン語の “frui”(楽しむ、享受する)から派生しており、成果や利益を意味するようになりました。したがって、”fruitless” は直訳すると「成果がない」「収穫がない」という意味になります。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Unproductive – 非生産的な
- Futile – 無駄な
- Vain – 虚しい
- Ineffectual – 効果のない
- Barren – 不毛な
- 反対語:
- Productive – 生産的な
- Successful – 成功した
- Fruitful – 実りのある
- Effective – 効果的な
- Profitable – 利益を生む
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
“Fruitless” に似た単語として “futile” があります。”Futile” は「無駄な」「効果がない」という意味で、同じように努力や試みが成功しないことを表しますが、ニュアンスとしては、”fruitless” よりも感情的な無力感や虚しさを強調することが多いです。また、”barren” という単語もあり、特に土地や植物が「実りのない」「不毛の」という意味で使われますが、比喩的に使われることもあります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
“Fruitless” という言葉は、文学や日常生活で広く使われる表現です。例えば、シェイクスピアの作品には「無駄な」努力や「実りのない」試みがしばしば描かれています。『ロミオとジュリエット』では、ロミオとジュリエットの愛が家族の対立によって実を結ばない悲劇が描かれています。ここでの愛の努力は “fruitless” と言えます。
また、現代社会でも、多くの人々が「無駄な」試みや「実りのない」努力に直面することがあります。例えば、新しいプロジェクトに多大な時間と資源を投入したにもかかわらず、期待された成果が得られない場合、そのプロジェクトは “fruitless” であったと感じるでしょう。特にビジネスの世界では、新しい市場に進出するための試みが競争の激しさや市場の変化により実を結ばないことが多々あります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- His efforts to convince her were fruitless.
- 彼の彼女を説得しようとする努力は実りのないものでした。
- After a fruitless search, they decided to call off the mission.
- 無駄な捜索の後、彼らは任務を中止することにしました。
- The company’s attempts to enter the market proved fruitless.
- その会社の市場参入の試みは無駄であることが判明しました。
- She felt her studying was fruitless after failing the exam.
- 彼女は試験に落ちた後、勉強が無駄だと感じました。
- Their negotiations ended in a fruitless stalemate.
- 彼らの交渉は実りのない行き詰まりに終わりました。