
【tremulous – 震える】
【tremulous – 震える】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「tremulous」という単語は、ラテン語の「tremulus」に由来し、これは「震える」を意味する「tremere」という動詞から派生しています。ラテン語の「tremere」は「震える、揺れる」という意味で、英語の「tremble」も同じ語源を持ちます。16世紀に英語に取り入れられた「tremulous」は、物理的に震えるだけでなく、感情的な不安や恐怖によって引き起こされる震えをも表現するために使われるようになりました。現代の英語では、人や物が微妙に震える様子や、感情的に不安定な状態を描写する際によく使用されます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Shaking – 震える
- Quivering – 震える
- Shivering – 震える
- Wavering – 揺れる
- Trembling – 震える
- 反対語:
- Steady – 安定した
- Stable – 安定した
- Firm – 固い
- Unwavering – 揺るがない
- Calm – 落ち着いた
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「tremulous」と似た単語には「trembling」や「quivering」があります。「trembling」は、「tremulous」と同様に震える様子を指しますが、より一般的に使われます。「quivering」は、細かく震える様子を強調する単語であり、「tremulous」よりも感情的な緊張や不安を強く示す場合に使われます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「tremulous」という言葉は、文学作品で感情や状況を細やかに描写するためにしばしば用いられます。例えば、19世紀の小説家であるチャールズ・ディケンズは、その作品で頻繁にこの言葉を使用しています。ディケンズの代表作『大いなる遺産』では、主人公ピップの感情が高ぶる場面で「tremulous」という形容詞が使われ、彼の内面的な不安や恐れが強調されます。また、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』でも、この言葉は登場人物の感情的な動揺を表現するために使われています。このように、「tremulous」は感情の微妙な揺れや、緊張した状況を描写するための効果的な語彙として、英文学において重要な役割を果たしています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- Her voice was tremulous as she delivered the speech.
- 彼女の声はスピーチをする際に震えていた。
- The old man extended a tremulous hand to greet us.
- 老人は震える手を伸ばして私たちに挨拶した。
- The candlelight cast a tremulous shadow on the wall.
- ろうそくの光が壁に震える影を映し出していた。
- He took a tremulous breath before answering the question.
- 彼は質問に答える前に震える息を吸い込んだ。
- The leaves of the tree were tremulous in the gentle breeze.
- 木の葉は穏やかな風に揺れて震えていた。