
【worker – 労働者】
【worker – 労働者】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Worker」という単語は、中英語の「werker」に由来し、さらにその起源は古英語の「weorc」または「wiercan」にあります。「Weorc」は「作業」や「仕事」を意味し、動詞「wiercan」は「働く」や「作業する」という意味を持ちます。この言葉はインド・ヨーロッパ祖語の「werg-」に遡り、これは「作業」や「労働」を意味します。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Employee – 従業員
- Laborer – 労働者
- Staff – 職員
- Operator – オペレーター
- Artisan – 職人
- 反対語:
- Employer – 雇用主
- Manager – 管理者
- Boss – 上司
- Executive – 幹部
- Supervisor – 監督者
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「Worker」と似ていて間違いやすい単語としては、「Work」があります。「Worker」は「働く人」や「労働者」を意味しますが、「Work」は「仕事」や「作業」を意味します。例えば、「He is a hard worker.」は「彼は勤勉な労働者です」という意味ですが、「He has a lot of work.」は「彼はたくさんの仕事を抱えています」という意味です。このように、名詞の「worker」と動詞・名詞の「work」は使い方が異なるため、混同しないように注意が必要です。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「Worker」という言葉には多くの興味深いエピソードがあります。その中でも、労働運動と関連する話が特に注目に値します。例えば、20世紀初頭のアメリカでは、多くの移民労働者が工場や鉱山で過酷な労働条件の下で働いていました。これらの労働者は、労働条件の改善や賃金の引き上げを求めて、ストライキやデモを行いました。
その中でも有名な事件の一つが、1912年にマサチューセッツ州ローレンスで起きた「ローレンス織物工ストライキ(Lawrence Textile Strike)」です。このストライキは、「Bread and Roses Strike」とも呼ばれ、主に女性や移民労働者が中心となって行われました。彼らは「パン(生活の基本)」と「バラ(生活の質)」を求めて戦い、このスローガンは労働運動の象徴として広く知られるようになりました。
このストライキは、労働者の団結とその力を示す象徴的な出来事であり、多くの労働者が自身の権利を主張し、改善を勝ち取るための重要な一歩となりました。また、この運動は労働条件の法的改善にもつながり、最終的には8時間労働制の導入など、多くの改革が実現しました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The factory worker starts his shift at 6 a.m.
- 工場労働者は朝6時に勤務を始める。
- As a social worker, she helps families in need.
- 彼女はソーシャルワーカーとして、困っている家族を助けている。
- Many office workers are now working from home.
- 多くの事務職員は現在在宅勤務をしている。
- The company values each worker’s contribution.
- 会社は各労働者の貢献を重んじている。
- Seasonal workers are hired during the harvest.
- 収穫期には季節労働者が雇われる。