
【acquaint – 知らせる】
【acquaint – 知らせる】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「acquaint(知らせる)」は、ラテン語「accognitus(知られた)」が語源で、中世フランス語「acointier(親しくする)」を経由して英語に取り入れられました。「a-」は「~へ」を意味し、「cognitus」は「知る」を意味します。つまり、「acquaint」は「知識を得る」や「情報を伝える」という意味が含まれています。この言葉は、主に誰かに何かを知らせる、もしくは馴染ませるという文脈で使われ、特に新しい環境や情報に対する適応を促す際に使用されます。時代を経て、日常的な文脈でも使われるようになり、「acquaint」は個人やグループに何か新しいことを知らせたり、状況に詳しくなるよう促す際に適した動詞として定着しました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- inform(知らせる)
- familiarize(慣れさせる)
- notify(通知する)
- 反対語:
- ignore(無視する)
- neglect(怠る)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- inform
- 「acquaint」と「inform」はどちらも「知らせる」という意味ですが、「acquaint」はややフォーマルで、個人的な関係や情報の親密さを強調することが多いのに対し、「inform」は一般的に広範な通知や報告に使われます。
- familiarize
- 「acquaint」と「familiarize」もよく混同されますが、「familiarize」は「何かに慣れる」意味合いが強く、長期的なプロセスを示唆する場合に使われることが多いです。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「acquaint(知らせる)」という言葉は、歴史的には特に教育や官僚制度において重要な役割を果たしてきました。18世紀のヨーロッパでは、貴族や知識人が新しい文化や科学技術について知識を得るために、「acquaint」という概念が広く使われました。特に大航海時代、探検家たちは新しい土地や人々について詳細な報告を持ち帰り、王室や政府に「acquaint」することが求められていました。現代においても、ビジネスや教育の分野で、新しい技術や情報について人々を「acquaint」させることが重要視されています。新しい環境やシステムに迅速に対応するために、「acquaint」は組織や個人にとって不可欠な行為となっています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- Please acquaint yourself with the company policies before starting the job.
- 仕事を始める前に会社の規則を把握してください。
- He acquainted his team with the new software.
- 彼はチームに新しいソフトウェアを知らせた。
- I will acquaint her with the meeting schedule tomorrow.
- 明日、彼女に会議のスケジュールを知らせます。
- The guide acquainted us with the history of the ancient ruins.
- ガイドは私たちに古代遺跡の歴史を教えてくれた。
- She was acquainted with the details of the project last week.
- 彼女は先週プロジェクトの詳細を知らされた。