
【furtive:こそこそした、ひそかな】
【furtive:こそこそした、ひそかな】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「furtive」はラテン語の「furtivus」に由来し、「furtum」(盗み)から派生した言葉で、「盗むような、秘密の」という意味を持つ。これが中世フランス語を経て英語に取り入れられ、「こそこそした、ひそかな」という意味で使われるようになった。元々は「盗み」に関連しており、盗みを働く際の隠れる行動に由来するため、何かを隠しながら行う、または秘密にすることを指すようになった。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- secretive(秘密主義の)
- sneaky(こっそりとした)
- stealthy(隠密な)
- surreptitious(ひそかな)
- sly(ずる賢い)
- 反対語
- open(オープンな)
- honest(正直な)
- forthright(率直な)
- transparent(透明な)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- furtive vs. furtiveness:「furtive」は形容詞で「こそこそした」という意味、対して「furtiveness」は名詞で「こそこそした性質」を指す。
- furtive vs. stealthy:「furtive」はしばしば不正行為や秘密の行動に関連するが、「stealthy」は密かに行動する、特に物理的に見つからないように動くことを強調する。
- furtive vs. surreptitious:「furtive」は秘密裏に行う行動、特に不正な行為に関連することが多いが、「surreptitious」はもっと一般的な意味でのひそかな行動を指す。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「furtive」という言葉は、その語源が「盗み」に由来することから、ひそかに行動することが犯罪的なニュアンスを含むことが多い。しかし、この言葉は必ずしも悪意のある行動に限らず、秘密の計画やプライバシーを守るために行われる行動にも使われます。例えば、スパイ映画では、主人公が敵に見つからないようにこっそりと情報を持ち出すシーンでよく使われ、観客に緊張感を与える重要な要素となります。このように、「furtive」は映画や文学で秘密や陰謀を象徴する言葉として使われることが多く、その意味をより深く理解することで、物語の中での重要な役割がわかります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She gave a furtive glance at the door before leaving the room.
彼女は部屋を出る前にドアをこっそりと一瞥した。 - The man made a furtive attempt to steal the wallet.
その男は財布を盗もうとひそかに試みた。 - His furtive behavior made everyone suspicious of his intentions.
彼のこそこそした振る舞いは、皆に彼の意図を疑わせた。 - They exchanged furtive looks during the meeting, as if sharing a secret.
彼らは会議中、まるで秘密を共有しているかのようにこっそりと視線を交わした。 - She left a furtive note on his desk without anyone noticing.
彼女は誰にも気づかれずに彼の机にひそかなメモを残した。
【furtive:こそこそした、ひそかな】のコロケーション
- Furtive glance: こそこそ見た一瞥
- Furtive behavior: ひそかな振る舞い
- Furtive smile: こっそりとした笑顔
- Furtive movements: こそこそした動き
- Furtive glance at someone: 誰かをこっそり見る
- Furtive look: ひそかな視線
- Furtive action: ひそかな行動
文法問題
問題1
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
He cast a _______ glance over his shoulder to make sure no one was following him.
選択肢:
- furtive
- confident
- open
- casual
解答: furtive
解説:
「cast a glance(ちらっと見る)」という表現から、こっそりと見ている様子を表す「furtive(こそこそした、ひそかな)」が適切です。「confident(自信のある)」「open(開かれた)」「casual(気軽な)」は文脈に合いません。
問題2
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
She gave him a _______ smile, trying to hide her true feelings.
選択肢:
- furtive
- bright
- sincere
- friendly
解答: furtive
解説:
「trying to hide her true feelings(本当の気持ちを隠そうとしている)」という状況から、「furtive(ひそかな)」が適切です。密かに微笑んでいることを示唆します。「bright(明るい)」「sincere(誠実な)」「friendly(友好的な)」はこの文脈に合いません。
問題3
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The thief made a _______ escape through the back door, avoiding the security cameras.
選択肢:
- furtive
- hurried
- noisy
- joyful
解答: furtive
解説:
「escape through the back door(裏口から逃げる)」という状況から、目立たずに逃げることを意味する「furtive(ひそかな)」が最適です。「hurried(慌てた)」「noisy(うるさい)」「joyful(喜んでいる)」はこの文脈に合いません。
問題4
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
He tried to _______ the question about his whereabouts, but I could tell he was hiding something.
選択肢:
- answer
- avoid
- give
- provide
解答: avoid
解説:
「tried to(~しようとした)」という動詞に続くのは、質問を避ける行動を示す「avoid(避ける)」が適切です。「answer(答える)」「give(与える)」「provide(提供する)」は文脈に合いません。
問題5
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The _______ nature of his actions made everyone around him suspicious.
選択肢:
- furtive
- bold
- obvious
- reckless
解答: furtive
解説:
「nature of his actions(彼の行動の性質)」が問題となっているため、ひそかで秘密めいた行動を示す「furtive(こそこそした)」が正解です。「bold(大胆な)」「obvious(明らかな)」「reckless(無謀な)」は文脈に合いません。