英単語解説 – Smoky

「The smoky flavor of the bacon was delicious.(そのベーコンの燻製の風味は美味しかった)」

📚 意味と用法

Smoky は形容詞で、名詞 “smoke” (煙) から派生した言葉です。主な意味は三つあります。一つ目は、部屋などが「煙たい」「煙で満ちている」状態。二つ目は、食べ物や飲み物が持つ「いぶしたような、燻製の」風味や香り。三つ目は、色や声、雰囲気などが「煙のような」灰色がかった、あるいはかすんだ、深みのある様子を表します。「smoky eyes」(スモーキーアイメイク)や「smoky voice」(ハスキーな声)がその例です。

煙で満ちた (Filled with smoke)

The bar was dark and smoky.

(そのバーは暗くて煙たかった。)

燻製の風味・色 (Having the quality of smoke)

This whiskey has a rich, smoky flavor.

(このウイスキーは豊かでスモーキーな風味がある。)

🕰️ 語源と歴史

「Smoky」の語源は、名詞「smoke」に形容詞を作る接尾辞「-y」が付いたものです。「smoke」は古英語の「smoca」に由来し、これはさらにゲルマン祖語の「*smuk-」から来ています。この語源は、燃焼によって生じる煙という基本的な概念に関連しています。接尾辞「-y」は「~で満ちた」「~の性質を持つ」という意味を加えます。

smoke (煙)
+
-y (~の性質を持つ)
smoky
(煙たい、いぶしたような)

🔄 類義語 (似た意味の言葉)

hazy (かすんだ)
sooty (すすだらけの)
fuggy (むっとする)
murky (濁った、薄暗い)

⚡ 対義語 (反対の意味の言葉)

clear (澄んだ)
fresh (新鮮な)
clean (きれいな)

💬 実践的な例文

1

The air in the city was smoky from the wildfires.

街の空気は山火事で煙たかった

状況: 大気の状態を説明する場面
2

She has a deep, smoky voice that is perfect for jazz.

彼女はジャズにぴったりの深みのあるハスキーな声をしている。

状況: 人の声質を表現する場面
3

For the party, she went with a dramatic smoky eye makeup.

パーティーのために、彼女はドラマチックなスモーキーアイメイクにした。

状況: メイクのスタイルを説明する場面
4

The paprika gives the dish a distinctive smoky taste.

パプリカがこの料理に独特の燻製のような味を与えている。

状況: 料理の風味を説明する場面
5

We gathered around the smoky campfire, telling stories.

私たちは物語を語りながら、煙たいキャンプファイヤーの周りに集まった。

状況: キャンプの情景を描写する場面

🧠 練習問題

以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。

1. A room filled with cigarette smoke is ______.

smoky
clean
bright
fresh

解説: タバコの煙で満ちた部屋は「smoky (煙たい)」です。

2. The bacon was cured to have a ______ flavor.

sweet
sour
smoky
bitter

解説: ベーコンなどの加工肉は「smoky (燻製の)」風味を持つように作られることがあります。

3. What is the noun from which “smoky” is derived?

Smoke
Smog
Soot
Smote

解説: “smoky” は名詞の「smoke (煙)」から派生した形容詞です。

4. A ______ voice is often considered deep and attractive.

loud
high-pitched
smoky
clear

解説: 「smoky voice」は、深みのある魅力的な声(ハスキーボイス)を指す表現です。

5. An antonym for “smoky” air would be ______ air.

polluted
thick
heavy
fresh

解説: 煙たい (smoky) 空気の反対は、「fresh (新鮮な)」空気です。