Sprinkling /ˈsprɪŋklɪŋ/
少量、まばらにあるもの、振りかけること
液体や粉などを軽く振りかけること。また、少数・少量がまばらに散らばっている様子を指す名詞。
「ほんの少しの ‘sprinkling’ が、彩りと変化をもたらす」
📚 意味と用法
sprinkling は、主に名詞として使われ、二つの意味を持ちます。一つは、水や粉砂糖などを「振りかけること」という行為そのものです。もう一つは、より比喩的に、何かが「少量」「まばらにあること」を指します。例えば、観客がまばらな様子や、会話に少しだけ外国語が混じる様子などを表現するのに使われます。動詞 `sprinkle` の現在分詞・動名詞でもあります。
少量が散らばっている様子 (A small, scattered amount)
There was a sprinkling of snow on the ground.
(地面には雪がうっすらと積もっていた。)
振りかける行為 (The act of sprinkling)
A final sprinkling of cheese completes the dish.
(最後にチーズをひと振りすれば、料理は完成だ。)
🕰️ 語源と歴史
「Sprinkling」は動詞「sprinkle」から来ています。「sprinkle」は中英語の「sprenkelen」に由来し、「撒き散らす」ことを意味しました。これはさらに古英語の「sprengan」(撒く、跳ねさせる)に関連しています。ゲルマン語源の言葉で、「跳ねる」「広がる」といったイメージが根底にあります。
水や種などをパラパラと撒くという具体的な行為から、少数がまばらに点在するという抽象的な意味へと広がりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
少量がまばらにある sprinkling は、大量にある状態を示す flood や abundance とは対照的です。
💬 実践的な例文
The audience was just a sprinkling of people in a large hall.
大きなホールにいた観客は、ほんのまばらな人々だった。
He speaks English with a sprinkling of French words.
彼はフランス語の単語を少し交えながら英語を話す。
The gentle sprinkling of rain was refreshing.
優しくぱらつく雨は、気分をリフレッシュさせてくれた。
The recipe calls for a sprinkling of cinnamon.
そのレシピではシナモンをひとつまみ加えることになっている。
There was a sprinkling of applause from the few remaining guests.
残っていた数人の客から、まばらな拍手が起こった。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. To water a lawn lightly, you might use a ______.
解説:
芝生に軽く水を撒くための装置は「sprinkler(スプリンクラー)」です。
2. The opposite of a “sprinkling” of rain is a ______.
解説:
「ぱらつく雨(sprinkling)」の対義語は「豪雨(deluge)」です。
3. The chef added a final ______ of parsley to the soup.
解説:
スープにパセリを軽く「振りかけること」を指すので “sprinkling” が適切です。
4. There was only a ______ of houses in the vast valley.
解説:
広大な谷に家が「まばらに」ある様子を表すのに “sprinkling” が使えます。
5. “Please ______ some salt on the fries.” The missing verb is:
解説:
塩などを軽く「振りかける」という動詞は “sprinkle” です。