「水面に bob するリンゴ、軽やかに揺れる bob の髪」
💇♀️ 意味と用法
bob は動詞と名詞で使われ、主に二つの意味があります。一つは動きに関するもので、動詞として「(物が)上下に小刻みに動く」、名詞としてその「小刻みな動き」を指します。水に浮いたものや、人の頭が動く様子によく使われます。もう一つは髪型に関するもので、名詞として顎のラインあたりで切りそろえられた短い髪型「ボブカット」を意味します。
上下に動く (To move up and down)
The fishing float was bobbing on the water.
(釣りのウキが水面でぷかぷか上下していた。)
髪型 (A hairstyle)
She decided to get a short bob for the summer.
(彼女は夏に向けて短いボブカットにすることにした。)
📜 語源と歴史
「Bob」の語源ははっきりとはわかっていませんが、14世紀頃の中英語 “bobben”(打つ、揺れる)に由来すると考えられています。この言葉自体が、物が軽くぶつかったり、素早く揺れ動いたりする音や様子を模倣した擬音語・擬態語(オノマトペ)から来ている可能性が高いです。「ボブカット」の意味は、もともと馬の短く切られた尻尾を “bob-tail” と呼んだことから、20世紀初頭に女性の短い髪型を指す言葉として使われるようになりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
水面で軽く bob (上下に動く) ことは、水中に激しく plunge (飛び込む) こととは動きの性質が異なります。
🗣️ 実践的な例文
Little boats bobbed up and down in the harbor.
小さなボートが港で上下に揺れていた。
She bobbed her head in time with the music.
彼女は音楽に合わせて頭を縦に振った。
The game of bobbing for apples is a Halloween tradition.
アップルボビング(リンゴ食い競争)はハロウィンの伝統だ。
Her new haircut is a classic chin-length bob.
彼女の新しい髪型は、古典的な顎の長さのボブだ。
The bird bobbed its tail feathers as it chirped.
その鳥はさえずりながら尾羽をぴょこぴょこ動かした。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A short hairstyle cut to the length of the chin is called a ______.
解説:
顎の長さで切りそろえた短い髪型は「ボブ (bob)」です。
2. The cork ______ on the surface of the water.
解説:
コルクが水面で「ぷかぷかと上下に動いた」という描写なので bobbed が適切です。
3. The children were ______ for apples in a tub of water.
解説:
“bobbing for apples” は「リンゴ食い競争」を意味する定型句です。
4. To move your head up and down quickly is to ______ your head.
解説:
頭を素早く上下に動かすことを “bob your head” と表現します。
5. She gave a little ______ of her head as a greeting.
解説:
挨拶として頭を軽くこっくりと動かす、という「小刻みな動き」を名詞の bob で表現できます。