さだめて
押さえたい重要古語 副詞 きっと・おそらく/必ず・確かに 意味・文法・クイズで学ぶ
推し量る確信か、確かな成り行きか

さだめて(定めて)【古文】の意味を総まとめ!
「推量への確信 / 確かな成り行き」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「さだめて(定めて)」。 まずは、「①推量への確信」と、「②確かな成り行き」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 推量への確信
きっと・おそらく
②
ポイント② 確かな成り行き
必ず・確かに
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

定めて (副詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「推し量る確信か、確かな成り行きか」

旅人の寒さを想像する場面と、確かな成り行きを述べる場面を対にします。後ろの述語の言い方が手がかりです。
さだめて
01 / Core Meanings

「さだめて」の意味・用法マップ

推量への確信 / 確かな成り行きを文脈から理解する

学習イメージ:推し量る確信か、確かな成り行きか

文脈に合わせて、「推量への確信」と「確かな成り行き」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 推量への確信 📖 POINT 1

きっと・おそらく

主な文脈:事情から推し量る場面

事情を根拠として、そうだろうと見込む気持ちを添えます。確信の強さは文脈によります。「推量への確信」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「旅の人も、さだめて寒からむ。」

訳:旅をしている人も、きっと寒いだろう。

ポイント2 確かな成り行き 📖 POINT 2

必ず・確かに

主な文脈:確実なこととして述べる場面

推量だけでなく、必然的な成り行きや確実さを表す用法もあります。「確かな成り行き」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「人はさだめて死ぬるものなり。」

訳:人は必ず死ぬものだ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「さだめて」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「さだめて」の対象と前後を確かめよう

1 事情から推し量る場面

👉 推量への確信

「寒からむ」の推量に、そうに違いないという見込みを添えます。

2 確実なこととして述べる場面

👉 確かな成り行き

例文では、避けられない成り行きを確かなこととして述べています。

現代語訳で押さえたいポイント

「さだめて」の訳を文脈で選ぶ

打消を伴って「決して〜ない」となる用法もあります。また「日を定めて集まる」のような動詞「定む」の連用形+接続助詞「て」と、語彙化した副詞を文脈で区別します。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 推し量る確信か、確かな成り行きか
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「さだめて」の漢字と覚え方

推し量る確信か、確かな成り行きか

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「推し量る確信か、確かな成り行きか」!

旅人の寒さを想像する場面と、確かな成り行きを述べる場面を対にします。後ろの述語の言い方が手がかりです。

推し量る確信か、確かな成り行きか
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
さだめて
推量への確信 / 確かな成り行き

補足:打消を伴って「決して〜ない」となる用法もあります。また「日を定めて集まる」のような動詞「定む」の連用形+接続助詞「て」と、語彙化した副詞を文脈で区別します。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「さだめて」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「旅の人も、さだめて寒からむ。」 = 旅をしている人も、きっと寒いだろう。
2「人はさだめて死ぬるものなり。」 = 人は必ず死ぬものだ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「さだめて、
推し量る確信か、確かな成り行きか!」

04 / Grammar & Usage

「さだめて」の文法と関連語の違い

副詞と、混同しやすい語を確認

「さだめて」の文法整理

品詞:副詞
① 副詞としての働き

副詞は活用しません。後ろの動作や判断をどのように説明しているかを読み、数量・程度・納得などの意味を文脈に応じて確かめます。

② 用法を読むポイント

副詞としての「さだめて」は活用しません。「む」「らむ」「べし」などの推量表現や、打消の結びを見ます。「さだめて」だけで予測か断定かを決めないようにします。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

さだめて きっと・必ずなど
推量か確実な判断か、結びを見る。
さだめし きっと・さぞかし
推量を伴う用法と比べる。
さだむ 決める・定めるなど
活用する動詞との区別も確かめる。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「さだめて」実践例文

1 推量への確信(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「旅の人も、さだめて寒からむ。」

【現代語訳】旅をしている人も、 きっと寒いだろう。
判別のコツ:「寒からむ」の推量に、そうに違いないという見込みを添えます。
2 確かな成り行き(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「人はさだめて死ぬるものなり。」

【現代語訳】 人は必ず死ぬものだ。
判別のコツ:例文では、避けられない成り行きを確かなこととして述べています。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「さだめて」クイズゲーム(全5問)

現在のスコア
0 / 5
QUESTION 1 OF 5

意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「さだめて」の総まとめチェックリスト

1 推量への確信 「寒からむ」の推量に、そうに違いないという見込みを添えます。
2 確かな成り行き 例文では、避けられない成り行きを確かなこととして述べています。
③ 品詞は「副詞」 副詞は活用しません。後ろの動作や判断をどのように説明しているかを読み、数量・程度・納得などの意味を文脈に応じて確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「定めて」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

古
ORETAN — 古典の里
英語も、古典も。物語で、夢中になる。
© ORETAN Classical Japanese Vocabulary Series. All rights reserved.