Barren /ˈbærən/
不毛な、実を結ばない、子を産めない
土地が痩せていて植物が育たないこと。また、何の成果ももたらさない、無益な状態や、子供を産むことができないことも指す。
「Barrenな土地にも、いつか花は咲くかもしれない」
📚 意味と用法
barren は、形容詞として、生命や成果を生み出す力がない状態を表します。最も一般的なのは、植物がほとんど、あるいは全く育たない「不毛な」土地(砂漠など)を指す用法です。比喩的には、議論や努力などが「実を結ばない」「無益な」ことを意味します。また、人間や動物が「子を産めない」状態を表すのにも使われますが、この用法はデリケートなため注意が必要です。
不毛の土地 (Infertile land)
The explorers crossed a vast, barren desert.
(探検家たちは広大で不毛な砂漠を横断した。)
無益な議論 (Fruitless discussion)
After hours of talk, their discussion remained barren.
(何時間も話したが、彼らの議論は実を結ばなかった。)
🕰️ 語源と歴史
「Barren」は、古フランス語の「barain」または「brehaing」に由来し、「不毛の、生産性のない」という意味を持っていました。この言葉のさらに古い起源は完全には解明されていませんが、ゲルマン語派の言葉と関連があると考えられています。「生産性がない」という中心的な意味が、土地、動植物、そして比喩的な状況へと適用範囲を広げていきました。
🔄 類義語
言葉のニュアンス
| barren | 生命や成果を生み出す能力が完全に欠けている状態。 |
| infertile | より科学的、医学的な文脈で使われることが多い(土地や生物)。 |
| desolate | 荒れ果てていて、孤独感や寂しさを感じさせる風景。 |
⚡ 対義語
関連する対比
barren (不毛な) 土地は何も生み出さないのに対し、fertile (肥沃な) 土地は豊かな収穫をもたらします。同様に、barren な議論は無益ですが、fruitful (実り多い) な議論は良い結果につながります。
💬 実践的な例文
Nothing grows in this barren soil.
この不毛な土壌では何も育たない。
The conversation was barren of new ideas.
その会話には新しいアイデアが全くなかった。
The surface of the moon is a barren, rocky landscape.
月面は不毛な岩だらけの風景だ。
His efforts to find a solution proved to be barren.
解決策を見つけようとする彼の努力は、実を結ばないことがわかった。
The couple was sad to learn they were barren.
その夫婦は自分たちが子供を授かれないと知り、悲しんだ。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A desert is an example of a ______ landscape.
解説:
砂漠は植物が育たない「不毛な (barren)」土地の典型例です。
2. The opposite of “barren” is ______.
解説:
“barren”(不毛な)の直接的な対義語は “fertile”(肥沃な)です。
3. Their attempts to negotiate were ______, with no agreement reached.
解説:
合意に至らなかったので、交渉の試みは「実を結ばなかった (barren)」と言えます。
4. The noun form, “barrenness,” refers to the state of being ______.
解説:
名詞形 “barrenness” は「不毛」や「不妊」の状態、つまり非生産的・不妊であることを指します。
5. He felt his life was empty and ______.
解説:
“empty”(空虚な)という言葉と並列されていることから、人生が「不毛な (barren)」と感じていると解釈するのが最も自然です。
