語源・類義語・反対語・例文
【mortify – 屈辱を与える、苦しめる】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「mortify」は、ラテン語の「mortificare」から派生した英単語です。元々の意味は「死に至らしめる」「屈辱を与える」といったものでしたが、現代の英語においては主に「屈辱を与える」「苦しめる」といった意味で使われます。
「mortificare」は、「mors」(死)と「facere」(する)が組み合わさった語です。この単語は、元々は宗教的な文脈で使われ、肉体的な苦痛や自己克制を通じて霊的な成長を促すことを指す言葉でした。
「mortify」は、現代の用法では、他人や自分自身に屈辱や苦痛を与える行為や状態を指すことが一般的です。例えば、自尊心を傷つけるような言動や行動、社会的な失敗や恥ずかしい出来事による苦痛などを表現するために使われます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語:
- Humiliate(恥をかかせる)
- Embarrass(恥ずかしい思いをさせる)
- Shame(恥じる)
- Chagrin(悔しさを感じさせる)
- Disgrace(不名誉にする)
- Degrade(品位を下げる)
- Belittle(見くびる)
反対語:
- Comfort(慰める)
- Console(慰める)
- Elevate(高める)
- Encourage(励ます)
- Praise(称賛する)
- Flatter(お世辞を言う)
- Honor(名誉を与える)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- Humiliate(恥をかかせる): 「Humiliate」は他人に恥を感じさせることを意味し、「Mortify」と非常に似ています。しかし、「Mortify」は内面的な苦しみや屈辱を強調し、しばしば個人的な感情に焦点を当てます。
- Embarrass(恥ずかしい思いをさせる): 「Embarrass」も「Mortify」と似ていますが、より一般的な恥ずかしさや困惑を表すのに対し、「Mortify」はより深刻な屈辱や苦痛を伴うことが多いです。
- Degrade(品位を下げる): 「Degrade」は他人の尊厳や地位を低下させることを意味し、「Mortify」と同様に否定的な影響を持ちますが、特に社会的または職業的な地位の低下に重点を置くことがあります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- He was mortified when his mistake was exposed in front of the whole class. (彼はクラス全体の前でミスが暴露されたとき、屈辱を感じました。)
- She was mortified by the embarrassing video that went viral on social media. (彼女はソーシャルメディアで拡散された恥ずかしい動画によって屈辱を感じました。)
- The manager’s harsh criticism mortified the employee and affected their self-confidence. (上司の厳しい批判が従業員を屈辱させ、彼らの自信に影響を与えました。)
- I felt mortified when I tripped and fell in front of a crowd of people. (人ごみの前でつまずいて転んだ時、私は屈辱を感じました。)
- He intentionally made hurtful comments to mortify his rival during the debate. (彼は討論中にライバルを屈辱させるために意図的に傷つける発言をしました。)
【mortify – 屈辱を与える、苦しめる】のコロケーション
- Mortify Someone’s Pride(誰かのプライドを傷つける): 他人の自尊心や誇りを傷つけることを意味します。この表現は、特に個人の尊厳や自信にダメージを与える状況を指します。
- Mortify by Words(言葉で屈辱を与える): 言葉を通して他人を恥ずかしい思いにさせたり、屈辱を感じさせる行為を指します。言葉の選び方が原因で起こる精神的な苦痛を表現します。
- Mortify with Criticism(批判で苦しめる): 批判や否定的な評価によって他人を精神的に苦しめることを指します。この状況は、特に批判が厳しいか個人的なレベルで行われた場合に使用されます。
- Mortify One’s Feelings(感情を苦しめる): 他人の感情を深く傷つけることを意味します。感情的な苦痛や屈辱感を引き起こす状況を表現します。
- Mortify Publicly(公然と屈辱を与える): 公の場で他人に恥をかかせる行為を指します。これは、特に周囲の人々の前で行われる屈辱や恥辱を強調します。
文法問題
- The teacher’s harsh criticism ( ) the student in front of the class.
- mortify
- mortifies
- mortified
解答と解説: mortified
- mortify は「屈辱を与える」「恥をかかせる」という意味の動詞です。ここでは過去形が適切です。
- She was ( ) to discover a hole in her tights during the presentation.
- mortify
- mortifies
- mortified
解答と解説: mortified
- mortify は「屈辱を与える」「恥をかかせる」という意味の動詞です。ここでは受動態の過去分詞として使われています。「彼女はプレゼンテーション中にタイツに穴が開いているのを見つけ、恥ずかしい思いをした」という意味になります。
- The thought of having to sing in front of an audience ( ) him.
- mortify
- mortifies
- mortified
解答と解説: mortifies
- mortify は「屈辱を与える」「恥をかかせる」という意味の動詞です。ここでは三人称単数現在形が適切です。「人前で歌わなければならないと思うと、彼は恥ずかしくてたまらない」という意味になります。
- The coach’s decision to bench the star player ( ) the entire team.
- mortify
- mortifies
- mortified
解答と解説: mortified
- mortify は「屈辱を与える」「恥をかかせる」という意味の動詞です。ここでは過去形が適切です。「コーチがスター選手をベンチに下げるという決断は、チーム全体に屈辱を与えた」という意味になります。
- It was a ( ) experience to forget the lyrics to my own song during the concert.
- mortify
- mortifies
- mortifying
解答と解説: mortifying
- mortifying は「屈辱的な」「恥ずべき」という意味の形容詞です。ここでは名詞 experience を修飾しています。「コンサート中に自分の歌の歌詞を忘れるのは、屈辱的な経験だった」という意味になります。