かど
押さえたい重要古語 名詞 才能・才覚/趣・持ち味 意味・文法・クイズで学ぶ
人の才と、物事に備わる味わい

かど(才)【古文】の意味を総まとめ!
「人の才能 / 作品などの趣」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「かど(才)」。 まずは、「①人の才能」と、「②作品などの趣」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 人の才能
才能・才覚
②
ポイント② 作品などの趣
趣・持ち味
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

才 (名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「人の才と、物事に備わる味わい」

人が演奏する姿と、一首の歌に感じる持ち味を結び付けます。いずれも、対象に備わるよさを読むための学習イメージです。
かど
01 / Core Meanings

「かど」の意味・用法マップ

人の才能 / 作品などの趣を文脈から理解する

学習イメージ:人の才と、物事に備わる味わい

文脈に合わせて、「人の才能」と「作品などの趣」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント① 人の才能 📖 POINT 1

才能・才覚

主な文脈:芸や学問について能力を述べる場面

人が備える能力や、気の利いた働きを表します。「琴の」など分野を示す言葉と合わせて理解します。「人の才能」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「この童、琴のかどあり。」

訳:この子は、琴の才能がある。

ポイント② 作品などの趣 📘 POINT 2

趣・持ち味

主な文脈:歌などの味わいや特色を評価する場面

物事の中に認められる趣や味わいも表します。何の才能かだけでなく、何に備わるよさを述べているかを見ます。「作品などの趣」と訳せる状況かどうか、対象と前後の動作を確かめます。

💡 短い学習用の創作例

「この歌には、いとをかしきかどあり。」

訳:この歌には、大変おもしろい趣がある。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「かど」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「かど」の対象と前後を確かめよう

① 芸や学問について能力を述べる場面

👉 人の才能

「琴の」が能力の分野を示し、「あり」でその才能を備えていると述べます。

② 歌などの味わいや特色を評価する場面

👉 作品などの趣

「この歌には」「をかしき」から、作品の味わいを評価しています。

現代語訳で押さえたいポイント

「かど」の訳を文脈で選ぶ

同じ読みの「門」「角」などとは別語です。仮名だけで出る場合も、芸・学問・歌などの対象と、前後の評価から判断します。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 人の才と、物事に備わる味わい
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「かど」の漢字と覚え方

人の才と、物事に備わる味わい

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「人の才と、物事に備わる味わい」!

人が演奏する姿と、一首の歌に感じる持ち味を結び付けます。いずれも、対象に備わるよさを読むための学習イメージです。

人の才と、物事に備わる味わい
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
かど
人の才能 / 作品などの趣

補足:同じ読みの「門」「角」などとは別語です。仮名だけで出る場合も、芸・学問・歌などの対象と、前後の評価から判断します。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「かど」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

①「この童、琴のかどあり。」 = この子は、琴の才能がある。
②「この歌には、いとをかしきかどあり。」 = この歌には、大変おもしろい趣がある。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「かど、
人の才と、物事に備わる味わい!」

04 / Grammar & Usage

「かど」の文法と関連語の違い

名詞と、混同しやすい語を確認

「かど」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞としての働き

名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

② 用法を読むポイント

「才」の読み「かど」は名詞です。「かどある人」は、才能のある人。「あり」の活用と、名詞「かど」を分けて考えます。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

かど(才) 才能・趣
人の能力や物事の持ち味を表す。
門(かど) 家の出入り口など
場所を述べる文脈では別語を考える。
ざえ(才) 学問・技能などの才
同じ漢字でも読みと文脈を確かめます。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「かど」実践例文

① 人の才能(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「この童、琴のかどあり。」

【現代語訳】この子は、琴の 才能がある。
判別のコツ:「琴の」が能力の分野を示し、「あり」でその才能を備えていると述べます。
② 作品などの趣(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「この歌には、いとをかしきかどあり。」

【現代語訳】 この歌には、大変おもしろい趣がある。
判別のコツ:「この歌には」「をかしき」から、作品の味わいを評価しています。
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古文単語「かど」クイズゲーム(全5問)

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QUESTION 1 OF 5

意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「かど」の総まとめチェックリスト

① 人の才能 「琴の」が能力の分野を示し、「あり」でその才能を備えていると述べます。
② 作品などの趣 「この歌には」「をかしき」から、作品の味わいを評価しています。
③ 品詞は「名詞」 名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「才(かど)」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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