かねて(予て・兼ねて)【古文】の意味を総まとめ!
「時を先取りする / 二つを合わせる」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「かねて(予て・兼ねて)」。
まずは、「①時を先取りする」と、「②二つを合わせる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
予て・兼ねて (副詞)
意味をつなぐ学習イメージ
「前から準備、もう一つも合わせて」
先の雨に備える姿と、歌に加えて琴も学ぶ姿を分けます。「予」と「兼」の字も、用法を整理する手がかりになります。
「かねて」の意味・用法マップ
時を先取りする / 二つを合わせるを文脈から理解する
文脈に合わせて、「時を先取りする」と「二つを合わせる」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。
前もって・以前から
主な文脈:出来事に先立つ準備や以前からの認識
ある時点より前に行うことや、前から続いていたことを表します。「かねて知る」なら以前から知る、準備の話なら前もってという訳が候補です。「時を先取りする」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「雨降らむと、かねて支度す。」
訳:雨が降るだろうと、前もって準備する。
合わせて・同時に
主な文脈:一つのことに加えて別のことも行う場面
一方の事柄に加え、もう一方も合わせて行う意味です。時間的に前であることを述べているのか、二つを並べているのかを見分けます。「二つを合わせる」と訳せる状況かどうか、対象と前後の動作を確かめます。
「歌を習ひ、かねて琴をも学ぶ。」
訳:歌を習い、合わせて琴も学ぶ。
文脈から選ぶ!「かねて」の読み取りルール
何を述べ、どんな状況で使われているかを見る
「かねて」の対象と前後を確かめよう
👉 時を先取りする
雨が降る前に準備するという、出来事と行動の順序が示されています。
👉 二つを合わせる
「歌」と「琴をも」を並べて、二つを合わせて学ぶことを示します。
「かねて」の訳を文脈で選ぶ
「何日前に」という日数を伴う用法や、「かつて」の意味もあります。「前もって」「以前から」「合わせて」を、何を説明するかに応じて選びます。
イメージで覚える!「かねて」の漢字と覚え方
前から準備、もう一つも合わせて
覚える手がかりは「前から準備、もう一つも合わせて」!
先の雨に備える姿と、歌に加えて琴も学ぶ姿を分けます。「予」と「兼」の字も、用法を整理する手がかりになります。
補足:「何日前に」という日数を伴う用法や、「かつて」の意味もあります。「前もって」「以前から」「合わせて」を、何を説明するかに応じて選びます。
声に出して覚える「かねて」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「かねて、
前から準備、もう一つも合わせて!」
「かねて」の文法と関連語の違い
副詞と、混同しやすい語を確認
「かねて」の文法整理
品詞:副詞この語は活用しません。後ろの動作や判断をどう説明するか、また前後の内容をどうつなぐかを確かめます。
ここで扱う「かねて」は副詞です。「も」を伴う別の事柄が並ぶか、ある時点より前を述べるかに注目します。字だけでなく、前後の内容を読んで訳します。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「かねて」実践例文
「雨降らむと、かねて支度す。」
「歌を習ひ、かねて琴をも学ぶ。」
古文単語「かねて」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「かねて」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「予て」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
