やる(遣る)【古文】の意味を総まとめ!
「送る・行かせる / 遠くへ向ける」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「やる(遣る)」。
まずは、「①送る・行かせる」と、「②遠くへ向ける」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
遣る(動詞・ラ行四段活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「こちらから先へ、遠くへ向ける」
送られる人や物か、遠くへ向ける視線などかを確かめる。
「やる」の意味・用法マップ
人や物の移動と視線などの方向を読み比べる
人や物の移動の場面では「送る・行かせる」、視線などの方向の場面では「遠くへ向ける」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
送る・行かせる
主な文脈:人や物の移動
使者を行かせたり、手紙や物を送ったりすることを表します。「送る・行かせる」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「都の友に文をやる。」
訳:都の友に手紙を送る。
遠くへ向ける
主な文脈:視線などの方向
目や思いなどを遠くの対象へ向けることを表します。対象を明確にして訳します。「遠くへ向ける」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「遠き山に目をやる。」
訳:遠い山に目を向ける。
文脈から選ぶ!「やる」の訳し分け
送られる人や物か、遠くへ向ける視線などかを確かめる。
「やる」の前後にある言葉を確かめよう
👉「送る・行かせる」
使者を行かせたり、手紙や物を送ったりすることを表します。
👉「遠くへ向ける」
目や思いなどを遠くの対象へ向けることを表します。対象を明確にして訳します。
「やる」は文脈とセットで!
古文の「遣る」を、現代語の漠然とした「する」だけで訳さないようにします。「心をやる」は気を晴らす意味にもなります。
イメージで覚える!「やる」の成り立ちと覚え方
やる=送る・遠くへ向ける。心なら晴らす。
覚える手がかりは「遣る」。
「遣る」の表記を、人や物をこちらから先へ送る動きと結び付けます。視線や気持ちにも広がるという学習イメージです。
与える・物事を進めるという意味もあります。動詞の連用形に付く「〜やる」は、遠くまで・十分に・最後までなどを表します。
声に出して確認する「やる」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「やる、
やる=送る・遠くへ向ける。心なら晴らす。!」
「やる」の文法と似た表現の整理
動詞・ラ行四段活用を中心に、形と意味を確かめる
「やる」の文法整理
品詞:動詞・ラ行四段活用やら・やり・やる・やる・やれ・やれと活用します。
「思ひやる」など、動詞の連用形に続く形があります。「〜やらず」は、打消とともに、最後までしきれない意味になる場合があります。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「やる」実践例文
「都の友に文をやる。」
「遠き山に目をやる。」
古文単語「やる」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「やる」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「遣る」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
