なごり
押さえたい重要古語 名詞 あとに残るもの・影響/別れを惜しむ気持ち 意味・文法・クイズで学ぶ
出来事や人が去ったあとにも、何かが残る

なごり(名残・余波)【古文】の意味を総まとめ!
「あとに残るもの・影響 / 別れを惜しむ気持ち」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「なごり(名残・余波)」。まずは、「①あとに残るもの・影響」と、「②別れを惜しむ気持ち」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 過ぎた出来事の跡
あとに残るもの・影響
②
ポイント② 人との別れ・面影
別れを惜しむ気持ち
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

名残・余波(名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「出来事や人が去ったあとにも、何かが残る」

何のあとに、何が残っているかを読む
なごり
01 / Core Meanings

「なごり」の意味・用法マップ

過ぎた出来事の跡と人との別れ・面影を読み比べる

学習の手がかり:出来事や人が去ったあとにも、何かが残る

過ぎた出来事の跡の場面では「あとに残るもの・影響」、人との別れ・面影の場面では「別れを惜しむ気持ち」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 過ぎた出来事の跡 ① POINT

あとに残るもの・影響

主な文脈:過ぎた出来事の跡

出来事が終わったあとも残る跡や影響、残った物を表します。「あとに残るもの・影響」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「病のなごりに、なほ力弱し。」

訳:病気の残った影響で、まだ力が弱い。

ポイント② 人との別れ・面影 ② POINT

別れを惜しむ気持ち

主な文脈:人との別れ・面影

人が去ったあとに面影が残ることや、別れを惜しむ気持ちを表します。「別れを惜しむ気持ち」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「友の帰りしなごりを惜しむ。」

訳:友が帰ってしまったあとの別れの余情を惜しむ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「なごり」の訳し分け

何のあとに、何が残っているかを読む

!
読解で使うチェックポイント

「なごり」の前後にある言葉を確かめよう

① 過ぎた出来事の跡

👉「あとに残るもの・影響」

出来事が終わったあとも残る跡や影響、残った物を表します。

② 人との別れ・面影

👉「別れを惜しむ気持ち」

人が去ったあとに面影が残ることや、別れを惜しむ気持ちを表します。

現代語訳で押さえたいポイント

「なごり」は文脈とセットで!

「なごり」は寂しい気持ちだけではありません。病のあとに残る不調、消え残ったもの、亡くなった人の子孫や形見など、残される内容を文脈で具体化します。

訳語を選ぶときの合言葉
何のあとに、何が残っているかを読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「なごり」の成り立ちと覚え方

なごり=去ったあとに残るもの・思い

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「名残・余波」。

「余波」は、過ぎ去っても残る影響を思い浮かべやすい表記です。すべての用例を波の話にするのではなく、「あとに残る」という学習イメージを使います。

過ぎた出来事の跡
あとに残るもの・影響
➔
なごり
別れを惜しむ気持ち

子孫・遺産・形見、最後という意味もあります。病気や別れなど、前に示された出来事をまず確認しましょう。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「なごり」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「病のなごりに、なほ力弱し。」 = 病気の残った影響で、まだ力が弱い。
②「友の帰りしなごりを惜しむ。」 = 友が帰ってしまったあとの別れの余情を惜しむ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「なごり、
なごり=去ったあとに残るもの・思い!」

04 / Grammar & Usage

「なごり」の文法と似た表現の整理

名詞を中心に、形と意味を確かめる

「なごり」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞としてつながる

「病のなごり」「なごりを惜しむ」のように、格助詞などとともに用います。「なごり」自体は活用しません。

② 文脈に応じて内容を具体化する

「なごり」が具体物・子孫・遺産を指す場合もあります。「何かが残る」という核から、本文の人物や物へつなげて読みます。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

病のなごり 体への影響
病が治ったあとにも残る不調などを表します。
別れのなごり 惜別の思い
去った人への思いや面影を表します。
亡き人のなごり 残された存在
子孫・形見などを指すか、前後の具体的な内容を見ます。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「なごり」実践例文

① 過ぎた出来事の跡(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「病のなごりに、なほ力弱し。」

【現代語訳】病気の 残った影響で、まだ力が弱い。
判別のコツ:病のあとにも体の不調が残っている場面です。別れを惜しむ気持ちではありません。
② 人との別れ・面影(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「友の帰りしなごりを惜しむ。」

【現代語訳】友が帰ってしまったあとの別れの余情を惜しむ。
判別のコツ:友が去ったあとに心に残る思いを述べています。誰との別れかを確認します。
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古文単語「なごり」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「なごり」の総まとめチェックリスト

① 過ぎた出来事の跡を確認出来事が終わったあとも残る跡や影響、残った物を表します。
② 人との別れ・面影を確認人が去ったあとに面影が残ることや、別れを惜しむ気持ちを表します。
③ 名詞なごり=去ったあとに残るもの・思い

参考:小学館の辞書「名残り」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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