すごし
押さえたい重要古語 形容詞・ク活用 ぞっとする・気味が悪い/ぞっとするほどもの寂しい 意味・文法・クイズで学ぶ
心が震えるほど、強く感じられる

すごし(凄し)【古文】の意味を総まとめ!
「恐ろしさの強さ / 寂しさの強さ」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「すごし(凄し)」。 まずは、「①恐ろしさの強さ」と、「②寂しさの強さ」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 恐ろしさの強さ
ぞっとする・気味が悪い
②
ポイント② 寂しさの強さ
ぞっとするほどもの寂しい
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

凄し (形容詞・ク活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「心が震えるほど、強く感じられる」

不気味な声と、人けのない夕暮れを対にします。
すごし
01 / Core Meanings

「すごし」の意味・用法マップ

恐ろしさの強さ / 寂しさの強さを文脈から理解する

学習イメージ:心が震えるほど、強く感じられる

文脈に合わせて、「恐ろしさの強さ」と「寂しさの強さ」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 恐ろしさの強さ 📖 POINT 1

ぞっとする・気味が悪い

主な文脈:暗い場所や異様な気配を描く場面

心が震えるほどの恐ろしさや、不気味さを表します。「恐ろしさの強さ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「闇の奥の声、いとすごし。」

訳:闇の奥の声は、とても気味が悪い。

ポイント2 寂しさの強さ 📖 POINT 2

ぞっとするほどもの寂しい

主な文脈:人けのない場所や荒涼とした景色の場面

単に静かなだけでなく、身に迫るような寂しさを表します。「寂しさの強さ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「人なき山里の夕暮れ、すごし。」

訳:人のいない山里の夕暮れは、ぞっとするほど寂しい。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「すごし」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「すごし」の対象と前後を確かめよう

1 暗い場所や異様な気配を描く場面

👉 恐ろしさの強さ

闇の中の異様な声への戦慄を述べています。

2 人けのない場所や荒涼とした景色の場面

👉 寂しさの強さ

人けのない山里の荒涼とした感じを読みます。

現代語訳で押さえたいポイント

「すごし」の訳を文脈で選ぶ

ぞっとするほど美しい、すばらしい風情だという用法もあります。現代語の軽い賞賛「すごい」とだけ考えず、何に心が震えているのかを読みましょう。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 心が震えるほど、強く感じられる
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「すごし」の漢字と覚え方

心が震えるほど、強く感じられる

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「心が震えるほど、強く感じられる」!

不気味な声と、人けのない夕暮れを対にします。

心が震えるほど、強く感じられる
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
すごし
恐ろしさの強さ / 寂しさの強さ

補足:ぞっとするほど美しい、すばらしい風情だという用法もあります。現代語の軽い賞賛「すごい」とだけ考えず、何に心が震えているのかを読みましょう。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「すごし」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「闇の奥の声、いとすごし。」 = 闇の奥の声は、とても気味が悪い。
2「人なき山里の夕暮れ、すごし。」 = 人のいない山里の夕暮れは、ぞっとするほど寂しい。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「すごし、
心が震えるほど、強く感じられる!」

04 / Grammar & Usage

「すごし」の文法と関連語の違い

形容詞・ク活用と、混同しやすい語を確認

「すごし」の文法整理

品詞:形容詞・ク活用
① ク活用の形

連用形「すごく」、終止形「すごし」、連体形「すごき」、已然形「すごけれ」。カリ活用では「すごから・すごかり・すごかる」などの形になります。

② 用法を読むポイント

ク活用で「すごく・すごし・すごき・すごけれ」。連用形のウ音便「すごう」も見られます。「過ごす」の連用形「過ごし」と区別します。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

すごし 恐ろしい・もの寂しいなど
強烈な感覚の対象を見る。
すさまじ 興ざめだ・荒涼としているなど
情趣の冷えや不調和を述べる場合と比べる。
こころすごし もの寂しい・恐ろしい
気持ちに迫る語として比べる。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「すごし」実践例文

1 恐ろしさの強さ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「闇の奥の声、いとすごし。」

【現代語訳】闇の奥の声は、とても 気味が悪い。
判別のコツ:闇の中の異様な声への戦慄を述べています。
2 寂しさの強さ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「人なき山里の夕暮れ、すごし。」

【現代語訳】 人のいない山里の夕暮れは、ぞっとするほど寂しい。
判別のコツ:人けのない山里の荒涼とした感じを読みます。
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古文単語「すごし」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「すごし」の総まとめチェックリスト

1 恐ろしさの強さ 闇の中の異様な声への戦慄を述べています。
2 寂しさの強さ 人けのない山里の荒涼とした感じを読みます。
③ 品詞は「形容詞・ク活用」 連用形「すごく」、終止形「すごし」、連体形「すごき」、已然形「すごけれ」。カリ活用では「すごから・すごかり・すごかる」などの形になります。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「凄い」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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