派生語・語源・類義語・反対語・例文
【 advocate – 主張する】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「advocate」の語源は、ラテン語の「advocatus」から派生しています。元々は「訴訟の代理人」という意味でしたが、後に「支持者」「主張者」という意味でも使われるようになりました。由来は、ラテン語の「ad-」(to)と「vocare」(呼ぶ)を組み合わせたもので、「呼びかける」「訴える」という意味を持っています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語
- champion(擁護する)
- support(支持する)
- promote(推進する)
- endorse(支持する)
- uphold(堅持する)
- recommend(推薦する)
- argue for(~のために論じる)
- espouse(支持する)
反対語
- oppose(反対する)
- condemn(非難する)
- denounce(糾弾する)
- disparage(軽蔑する)
- reject(拒絶する)
- refute(反駁する)
- contradict(矛盾する)
- disapprove(不承認する)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- “adverse” (逆の、不利な) – 「adverse」という単語は「advocate」と音が似ているため、間違えやすいですが、意味が異なります。
例: The adverse weather conditions affected the event. (逆境の気象条件がイベントに影響を与えた) - “advice” (助言、アドバイス) – 「advice」という単語も「advocate」と音が似ていますが、意味が異なります。注意が必要です。
例: I sought her advice before making a decision. (決断をする前に彼女の助言を求めた) - “advancement” (前進、進歩) – 「advancement」という単語も「advocate」と似たような音を持っていますが、異なる意味を持ちます。
例: The company supports the advancement of its employees. (会社は従業員の昇進を支援している)
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「advocate」にまつわる有名なエピソードとしては、アメリカの公民権運動におけるローザ・パークスの活動があります。ローザ・パークスは、1955年にアラバマ州モンゴメリーでバスの人種差別に抗議し、バスの座席での人種差別を拒否しました。彼女の行動は公民権運動の契機となり、座席拒否運動が広がりました。
ローザ・パークスの行動は、彼女自身が人種差別に対して立ち上がり、公平な社会を求めるアドボカシーの一例となりました。彼女の勇気ある行動は、後に公民権法の制定につながり、アメリカの人種差別撤廃に大きな影響を与えました。
このエピソードは、「advocate」の意味するところを体現したものとして知られており、社会正義や平等のために声を上げることの重要性を示しています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- I advocate for equal rights and opportunities for all individuals.
(私は全ての人に平等な権利と機会を主張します。) - The organization advocates for environmental conservation and sustainable practices.
(その組織は環境保護と持続可能な取り組みを主張しています。) - She passionately advocates for better healthcare policies in her community.
(彼女は情熱を持って地域の医療政策の改善を主張しています。) - The lawyer will advocate on behalf of the defendant in the court.
(弁護士は裁判所で被告の代理人として主張するでしょう。) - As a teacher, I advocate for inclusive education and support for students with special needs.
(教師として、私は包括的な教育と特別なニーズを持つ生徒への支援を主張しています。)
【 advocate – 主張する】のコロケーション
- Advocate for change – 変化を求めて主張する
- 社会や組織内で何らかの変更や改善を求める行動を指します。
- Advocate for rights – 権利を主張する
- 人権や市民権などの法的、道徳的な権利を支持し、守るために行動することを意味します。
- Advocate for patients – 患者のために主張する
- 医療の文脈で、患者の利益を守り、彼らの声を代弁する人のことを指します。
- Advocate for the environment – 環境保護を主張する
- 環境保護の重要性を訴え、自然環境の保全を推進する活動を指します。
- Advocate of peace – 平和を主張する人
- 戦争や暴力に反対し、平和的な解決策を支持する人やグループを指します。
文法問題
問題 1
He always __ for better working conditions.
- a) advocates
- b) advocate
- c) advocating
- d) advocated
解説: 正解は a) advocates です。「he」は三人称単数形なので、動詞も三人称単数形が適切です。
問題 2
They decided to __ for more affordable housing.
- a) advocates
- b) advocate
- c) advocating
- d) advocated
解説: 正解は b) advocate です。「decided to」の後には動詞の原形が続きます。
問題 3
She __ for the rights of the underprivileged.
- a) advocates
- b) advocate
- c) advocating
- d) advocated
解説: 正解は a) advocates です。「she」は三人称単数形なので、動詞も三人称単数形が適切です。
問題 4
The organization is __ for policy changes.
- a) advocates
- b) advocate
- c) advocating
- d) advocated
解説: 正解は c) advocating です。「is」の後には動詞の現在分詞形が続きます。
問題 5
They __ for environmental protection at the conference last year.
- a) advocates
- b) advocate
- c) advocating
- d) advocated
解説: 正解は d) advocated です。過去の出来事を表すために過去形が適切です。