「未知への dread を乗り越えた先に、成長がある」
📚 意味と用法
dread は、動詞と名詞の両方で使われます。動詞としては、未来の出来事(試験、歯医者の予約など)を「ひどく恐れる」「心配でたまらない」という意味で、しばしば -ing形(dreading)が使われます。名詞としては、特定の何かに対する、あるいは漠然とした「強い恐怖」「不安感」そのものを指します。「fear」よりも、じわじわと続く精神的な重圧や不安のニュアンスが強いです。
動詞 (To fear greatly)
I dread going to the dentist.
(私は歯医者に行くのが怖くてたまらない。)
名詞 (Great fear or apprehension)
A feeling of dread crept over him as he entered the dark house.
(暗い家に入ると、恐怖感が彼に忍び寄った。)
🕰️ 語源と歴史
「Dread」は、古英語の動詞「ondrædan」に由来し、「恐れる、忠告する」といった意味を持っていました。これは「on-」(強意)と「drædan」(恐れる)の組み合わせです。この言葉は、単なる恐怖だけでなく、畏敬の念や、何か悪いことが起こるのではないかという予感を含む、より複雑な感情を表していました。この深い精神的な恐怖のニュアンスが、現代の「dread」にも受け継がれています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
💬 実践的な例文
He has a deep dread of spiders.
彼はクモに対して深い恐怖心を抱いている。
She dreads the thought of being alone.
彼女は一人になることを考えるとぞっとする。
The students were filled with dread before the final exam.
学生たちは期末試験の前、不安でいっぱいだった。
One thing I dread is making a fool of myself in public.
私が恐れていることの一つは、人前で恥をかくことだ。
The silence in the old house was more dreadful than any noise.
その古い家の静寂は、どんな物音よりも恐ろしかった。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. Many people ______ public speaking.
解説:
多くの人が人前で話すことを「ひどく恐れる」ので、dread が正解です。
2. The noun form of “dreadful” is ______.
解説:
dreadful(形容詞)の元となる名詞は dread(恐怖)です。
3. He lived in constant ______ of being discovered.
解説:
発見されることへの「絶え間ない恐怖」の中に生きていた、という文脈なので、名詞の dread が適切です。
4. What is an antonym for dread?
解説:
dread(恐怖、不安)の対義語として、confidence(自信)が挙げられます。
5. I’m ______ the upcoming performance review.
解説:
今まさに「恐れている」という進行中の状態を表すので、現在分詞の dreading が正解です。