【fatigue – 疲労、疲れさせる】

語源・類義語・反対語・例文など

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単語の語源とか由来を知っていますか?

「fatigue」の語源は、フランス語の「fatigue」から派生しています。元々はラテン語の「fatigare」からきており、「疲れさせる」「苦しめる」という意味を持っています。英語の「fatigue」としての使用は、17世紀にさかのぼることができます。

「fatigue」は、身体的または精神的な疲労や倦怠感を表現する名詞として使われます。また、長時間の活動や努力によって引き起こされる状態や感情的な疲労も含みます。

この単語は、日常生活や仕事、スポーツなど様々な文脈で使用されます。疲労感や倦怠感を表現する際に使われる他、軍事や医療分野でも特に頻繁に使用されることがあります。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Exhaustion(疲労、消耗): 「exhaustion」は「fatigue」と非常に近い意味を持ちます。長時間の活動や努力によって引き起こされる体力的または精神的な疲労を指します。
  2. Weariness(疲労、疲れ): 「weariness」も「fatigue」と類似した意味を持ちます。長時間の活動や努力によって引き起こされる疲労感や倦怠感を表現します。
  3. Tiredness(疲労、疲れ): 「tiredness」は「fatigue」と同様に、疲労や倦怠感を指す一般的な単語です。

反対語:

  1. Energy(エネルギー、活力): 「energy」は「fatigue」と反対の意味を持ちます。活力や元気、体力や精神的な活動性を指します。
  2. Refreshment(リフレッシュ、回復): 「refreshment」も「fatigue」と対照的な意味を持ちます。体力や精神力を回復させ、リフレッシュすることを表します。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Fatigued(疲れた、疲労した): 「fatigued」は「fatigue」とスペルや発音が似ていますが、形容詞形の過去分詞形です。疲労状態を表す形容詞であり、体力的または精神的な疲労を意味します。
  2. Fascinate(魅了する、興味を引く): 「fascinate」も「fatigue」とスペルが似ていますが、全く異なる意味を持ちます。これは興味や関心を引くことを表し、疲労とは関係ありません。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. After a long day of hiking, I felt a deep sense of fatigue in my legs.
    (長時間のハイキングの後、私の足には深い疲労感がありました。)
  2. The constant overtime work has led to chronic fatigue among the employees.
    (絶え間ない残業が従業員たちの慢性的な疲労を引き起こしています。)
  3. The athlete pushed through the fatigue and gave an outstanding performance in the final sprint.
    (選手は疲労を乗り越え、最終スプリントで素晴らしいパフォーマンスを披露しました。)
  4. The mental fatigue from studying for exams made it difficult for her to concentrate on her work.
    (試験勉強からの精神的な疲労が、彼女が仕事に集中するのを困難にしました。)
  5. The doctor advised him to take a break and rest to recover from the physical fatigue caused by the demanding training schedule.
    (医師は彼に、厳しいトレーニングスケジュールによって引き起こされた身体的な疲労から回復するために休息を取るよう勧めました。)

コロケーション

英語の単語 “fatigue”(疲労)は、様々なコロケーション(共起表現)と組み合わせることができます。以下に、その一部を挙げてみます。

  1. Mental fatigue(精神的疲労): 精神的なストレスや集中力の維持によって感じる疲労を指します。
  2. Physical fatigue(肉体的疲労): 運動や物理的な労働によって感じる疲労を指します。
  3. Combat fatigue(戦闘疲労):軍事行動や戦闘による精神的・肉体的疲労を指します。PTSD(心的外傷後ストレス障害)と関連が深いです。
  4. Fatigue symptoms(疲労の症状): 疲労によって生じる身体的または精神的な症状を指します。
  5. Chronic fatigue syndrome(慢性疲労症候群): 長期間にわたる疲労や倦怠感が主な症状として現れ、日常生活に影響を及ぼす医学的状態を指します。
  6. Fatigue strength(疲労強度):材料科学において、材料が繰り返しの応力(力)に耐える能力を指します。
  7. Fatigue clothes(迷彩服):通常は軍人が着用する作業服または野戦服を指します。”fatigues”という複数形で使われることが一般的です。

以上のような表現が “fatigue” のコロケーションとしてよく用いられます。ただし、具体的な文脈によってその用法は変わり得るので注意が必要です。

エピソード

“In the depth of the war, Private Ryan felt an overwhelming physical fatigue that seemed to seep into his very bones. His uniform, the fatigue clothes, were drenched in sweat and dirt.”

「戦争の最中、ライアン二等兵は彼の骨まで染み込むような圧倒的な肉体的疲労を感じていた。彼の制服、その迷彩服は汗と汚れでずぶ濡れだった。」

“With every step he took, his legs threatened to give out from the sheer fatigue. The haunting faces of his fallen comrades would induce a chilling mental fatigue each time he closed his eyes.”

「彼が踏み出す一歩ごとに、彼の足は単なる疲労から力尽きそうだった。亡くなった仲間の悲壮な顔が、彼が目を閉じる度に冷たい精神的疲労を引き起こした。」

“After weeks of non-stop battle, the young soldier started showing fatigue symptoms. His spirit, once fierce and defiant, was now merely a flicker, a feeble light combating the darkness of chronic fatigue.”

「絶え間ない戦闘の数週間後、若い兵士は疲労の症状を見せ始めた。かつては獰猛で反抗的だった彼の精神は、今や僅かな煌めきだけで、慢性疲労の闇と戦う弱々しい光だった。」

“But in spite of the fatigue that gnawed at him, Ryan clung onto the strength of his resolve. His fatigue strength, he found, was his willpower to bring his brothers-in-arms home.”

「しかし、彼を食いつぶす疲労にもかかわらず、ライアンは彼の決意の力にしがみついた。彼の疲労強度は、彼が仲間を家に連れて帰るという意志力だと彼は気づいた。」

練習問題

問題1:
After working long hours, the employees experienced a high level of 【  】.
(A) fatigue
(B) motivation
(C) productivity
(D) enthusiasm

この問題文は「長時間働いた後、従業員たちは高いレベルの【  】を経験した。」という文の空欄を埋めるものです。

選択肢(A)の”fatigue”(疲労)が最も適切です。長時間働いた結果として「疲労」を経験するのは自然なことなので、この文脈で最も適切な表現となります。

他の選択肢について見ていきましょう:

(B) “motivation”(動機付け、やる気):通常、長時間の労働は動機付けややる気を減退させる可能性が高いです。したがって、この文脈では不適切です。

(C) “productivity”(生産性):長時間働いた後でも生産性が高まる場合もあるかもしれませんが、一般的には、長時間労働は生産性を低下させるとされています。つまり、長時間働くほど効率が落ち、生産性が低下する傾向があります。

(D) “enthusiasm”(熱意):長時間働いた後で熱意が高まるとは通常考えにくいです。疲労感が増すことで、熱意はむしろ低下する可能性が高いでしょう。

よって、選択肢の中では「疲労」を表す(A)の”fatigue”が最も適切な選択となります。

問題2:
The long hike through the mountains left the hikers feeling a sense of 【  】.
(A) fatigue
(B) excitement
(C) exhilaration
(D) endurance

この問題文は「山を長時間ハイキングした結果、ハイカーたちは【  】という感覚を感じた。」という文の空欄を埋めるものです。

選択肢(A)の”fatigue”(疲労)が最も適切です。長時間のハイキング、特に山を登るという物理的な労力は疲労を引き起こすため、この文脈で最も自然な表現となります。

他の選択肢について見ていきましょう:

(B) “excitement”(興奮):ハイキングは興奮を引き起こす可能性がありますが、”the long hike through the mountains”(山を長時間ハイキングする)という文脈では、ハイカーたちはむしろ疲れることが一般的です。したがって、この文脈では「興奮」は不適切と言えます。

(C) “exhilaration”(歓喜):これもまた、「歓喜」を感じる可能性があるかもしれませんが、この文脈では物理的な疲労感を表す言葉がより適切です。

(D) “endurance”(耐久性):ハイキングには確かに「耐久性」が必要ですが、「耐久性」は感情や状態を表すものではなく、能力や特性を示す表現です。ハイカーたちが「耐久性」という感覚を”feeling”(感じる)とは通常言いません。

したがって、上記の理由から選択肢(A)の”fatigue”(疲労)が最も適切な選択肢となります。

問題3:
The repetitive tasks of data entry can lead to mental 【  】 among office workers.
(A) fatigue
(B) creativity
(C) efficiency
(D) innovation

この問題文は「データ入力という反復的なタスクは、オフィスワーカーの中で精神的な【  】を引き起こす可能性がある。」という文の空欄を埋めるものです。

選択肢(A)の”fatigue”(疲労)が最も適切です。反復的なタスク、特にデータ入力のような単調な作業は、時間が経つにつれて精神的な疲労を引き起こす可能性があるからです。

他の選択肢について見ていきましょう:

(B) “creativity”(創造性):反復的なタスクは通常、創造性を促進するとは考えにくいです。むしろ、創造性は新しいアイデアや異なる視点を求めるタスクによって刺激されます。

(C) “efficiency”(効率性):データ入力のような反復的なタスクは、習熟すれば効率的になる可能性があります。しかし、ここで言及されているのは精神的な状態であり、それが効率性に直接つながるとは限りません。

(D) “innovation”(革新):反復的なタスクは通常、革新を引き起こすとは考えにくいです。革新は新しい考え方や手法を開発する過程で生まれます。

したがって、上記の理由から選択肢(A)の”fatigue”(疲労)が最も適切な選択肢となります。