語源・類義語・反対語・例文

ホーム » ★英単語 語源・例文 » Lv.10 » 【ubiquitous – どこにでもある、至る所にある】

【ubiquitous – どこにでもある、至る所にある】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「Ubiquitous」は、ラテン語の「ubique」という単語から来ており、その意味は「どこにでも」です。「ubique」はさらに、「ubi」(どこで)という疑問詞と接続詞「-que」(そして)の組み合わせから成り立っています。これが英語に取り入れられ、「ubiquitous」という形容詞が生まれました。この単語は、特定の物や現象が普遍的に存在する、またはあらゆる場所で見られるという意味で使われるようになりました。19世紀に英語で広く使用されるようになったこの単語は、技術、自然現象、社会的トレンドなど、さまざまな文脈で用いられています。

“Ubiquitous” originates from the Latin word “ubique,” meaning “everywhere.” This word is further derived from the combination of the interrogative and conjunction “ubi” (where) and “-que” (and). Adopted into English, this gave rise to the adjective “ubiquitous,” used to describe something that exists universally or can be found in all places. Becoming widely used in the English language in the 19th century, this term is applied in various contexts, including technology, natural phenomena, and social trends.

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語

  1. Omnipresent: 全所在の、至る所に存在する
  2. Pervasive: 広がる、浸透する
  3. Prevalent: 普及している、広く行き渡っている
  4. Widespread: 広範囲にわたる
  5. Everywhere: どこにでも

反対語

  1. Rare: 珍しい
  2. Scarce: 希少な
  3. Limited: 限定された
  4. Uncommon: まれな、珍しい
  5. Isolated: 孤立した、限られた場所にのみ存在する

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Pervasiveは「広がる、浸透する」という意味で、ある現象や影響が広範囲にわたり深く行き渡っていることを指します。特に社会的、文化的な影響や考え方が広範囲に浸透している状態を示すのに用います。
  2. Omnipresentは「全所在の、至る所に存在する」という意味で、より神学的または哲学的な文脈で使用されることが多く、神の存在がどこにでもあるという概念を表すのに適しています。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

Mobile phones have become ubiquitous in today’s society, with almost everyone owning one.
(携帯電話は現代の社会でどこにでも存在し、ほとんどの人が所有しています。)

The smell of freshly baked bread was ubiquitous throughout the bakery, enticing customers with its inviting aroma.
(焼き立てのパンの香りはパン屋全体に広がっており、誘人の香りで顧客を引きつけていました。)

Advertising is ubiquitous in the digital age, appearing on websites, social media, and even in mobile apps.
(デジタル時代では広告は至る所にあり、ウェブサイトやソーシャルメディア、さらにはモバイルアプリでも表示されます。)

The influence of social media is ubiquitous, shaping public opinion and connecting people around the world.
(ソーシャルメディアの影響力は普遍的であり、世論の形成や世界中の人々をつなげています。)

In today’s digital era, access to information has become ubiquitous, empowering individuals with knowledge at their fingertips.
(現代のデジタル時代では、情報へのアクセスがどこにでもあるようになり、個人が知識を手に入れる力を持つようになりました。)

【ubiquitous – どこにでもある、至る所にある】のコロケーション

  1. Ubiquitous presence: 至る所に存在する
    • ある物事や現象が、あらゆる場所や状況で見られることを表します。これは技術、文化的なアイコン、あるいは特定の社会現象が広範囲にわたって普及している様子を示す際によく使われます。
  2. Ubiquitous technology: どこにでもある技術
    • 日常生活のほぼすべての面で使用されている、非常に普及している技術を指します。スマートフォンやインターネットなど、現代社会を象徴する技術がこれに該当します。
  3. Ubiquitous computing: ユビキタスコンピューティング
    • コンピュータ技術が日常生活の至る所に組み込まれ、意識せずに自然に利用できる状態を指します。この概念は、テクノロジーが人々の生活を支える形で全面的に浸透していることを示します。
  4. Ubiquitous access: どこからでもアクセス可能
    • 情報やサービスに対して、地理的な位置や時間に関係なくアクセスできることを指します。インターネットやクラウドサービスが、この種のアクセスを可能にしています。
  5. Ubiquitous influence: 広範囲に及ぶ影響
    • あるアイデア、文化、政策などが広い範囲に影響を及ぼしている状態を表します。社会全体に浸透し、多くの人々の思考や行動に影響を与える力を持っています。

「Ubiquitous」は、ある物事や現象が非常に普遍的に存在している様子を表すのに使われる単語です。それでは、この単語の使われ方をいくつか見てみましょう。

最初に、Ubiquitous presenceです。これは、あらゆる場所や状況で見られる、特定の物事や現象が広範囲にわたって普及している様子を指します。これは、技術や文化的なアイコン、あるいは特定の社会現象が広く行き渡っていることを示す際によく使われます。

次に、Ubiquitous technologyという表現があります。これは、日常生活のほぼすべての面で使用されている非常に普及している技術を指し、スマートフォンやインターネットなどが例として挙げられます。

また、Ubiquitous computingは、コンピュータ技術が日常生活の至る所に組み込まれ、意識せずに自然に利用できる状態を指します。これは、テクノロジーが人々の生活を支える形で全面的に浸透していることを示します。

Ubiquitous accessは、情報やサービスに対して、地理的な位置や時間に関係なくアクセスできることを指します。このアクセスの実現には、インターネットやクラウドサービスが大きな役割を果たしています。

最後に、Ubiquitous influenceは、あるアイデア、文化、政策などが広い範囲に影響を及ぼしている状態を表します。これは、社会全体に浸透し、多くの人々の思考や行動に影響を与える力を持っています。

“Ubiquitous” is a word used to describe the condition where a certain thing or phenomenon exists universally or is present everywhere. Let’s take a look at some of the ways this word is used.

First, we have Ubiquitous presence. This refers to the widespread proliferation of a specific thing or phenomenon that can be seen in all places and situations. It is often used to describe technology, cultural icons, or specific social phenomena that have become widespread.

Next, there is the expression Ubiquitous technology. This points to technology that is so widespread it is used in almost all aspects of daily life, with examples including smartphones and the internet.

Furthermore, Ubiquitous computing indicates a state where computer technology is integrated into everyday life everywhere, used unconsciously and naturally. This shows how technology permeates all aspects of people’s lives.

Ubiquitous access refers to the ability to access information or services regardless of geographical location or time. The internet and cloud services play a significant role in facilitating this kind of access.

Lastly, Ubiquitous influence denotes a situation where a particular idea, culture, or policy has a broad impact. This means that it permeates the entire society, affecting the thoughts and actions of many people.

ubiquitousを使った英文法問題5問

  1. 語彙問題次のうち、ubiquitousの意味として最も適切なものはどれですか?
    • a. まれな
    • b. 珍しい
    • c. どこにでもある
    • d. 限られた
    解答と解説
    • c. どこにでもあるubiquitousは「どこにでもある、遍在する」という意味の形容詞です。
  2. 空所補充次の文の( )内に入る最も適切な単語はどれですか?
    • Smartphones have become ( ) in modern society.
    • a. ubiquitous
    • b. ubiquity
    • c. ubiquitously
    • d. ubiquitary
    解答と解説
    • a. ubiquitous空所にはbecomeの後に続く補語となる形容詞が入ります。ubiquitousは「どこにでもある」という意味の形容詞です。
  3. 品詞の識別次の文のubiquityは何詞として使われていますか?
    • The ubiquity of fast food restaurants is a concern for health experts.
    • a. 名詞
    • b. 動詞
    • c. 形容詞
    • d. 副詞
    解答と解説
    • a. 名詞ubiquityは「遍在、どこにでもあること」という意味の名詞です。ubiquitousの名詞形です。
  4. 類義語の使い分け次の文の( )内に入る最も適切な単語はどれですか?
    • The internet has made information ( ) available.
    • a. ubiquitous
    • b. omnipresent
    解答と解説
    • a. ubiquitous または b. omnipresentubiquitousとomnipresentはどちらも「どこにでもある」という意味ですが、ubiquitousは「同時に複数の場所にある」というニュアンスが強く、omnipresentは「常に存在する、遍在する」というニュアンスで使われます。この文脈では、どちらの単語も適切です。
  5. 文法的な誤りの指摘次の文には文法的な誤りが1箇所あります。その誤りを含む部分を指摘し、正しい形に直してください。
    • The ubiquitously use of social media has changed the way we communicate.
    解答と解説
    • 誤り: ubiquitously
    • 正しい形: ubiquitousubiquitouslyは副詞であり、ここでは名詞useを修飾する形容詞ubiquitousを使うべきです。