【donor – 寄贈者】
語源・類義語・反対語・例文
【Donor – 寄贈者】という単語の語源とか由来を知っていますか？
「Donor」（寄贈者）という単語の語源は、中期フランス語の「donour」と、その元となったラテン語の「donator」に由来しています。ラテン語の「donator」は「donare」という動詞から派生しており、「to give」（与える）という意味です。また、「donare」自体は、「donum」という名詞に由来しており、「gift」（贈り物）という意味を持ちます。
このように「donor」は、もともと「贈り物をする人」や「何かを与える人」という意味で使われていました。時代を経るにつれて、「donor」は、お金、物資、または臓器などを寄付する人を指す一般的な用語として定着しました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語:
- Contributor（貢献者、寄与者）
- Benefactor（恩人、援助者）
- Philanthropist（慈善家）
- Sponsor（スポンサー、後援者）
- Patron（後援者、パトロン）
- Giver（与える人）
- Supporter（支持者）
- Altruist（利他主義者）
- Grantor（付与者、授与者）
- Provider（提供者）
反対語:
- Recipient（受取人）
- Beneficiary（恩恵を受ける人）
- Acceptor（受領者）
- Receiver（受信者）
- Donee（寄付を受ける人）
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか？
- Sponsor（スポンサー）: 「Sponsor」は特定のイベント、活動、または個人を金銭的に支援する人を指します。寄贈者と似ていますが、スポンサーは特定の目的や条件が伴うことが多いです。
- Patron（パトロン）: 芸術家や作家などを支援する人を指します。広義には寄贈者と似ていますが、パトロンは特に芸術や文化の分野での支援者を指すことが多いです。
- Benefactor（恩人、援助者）: 誰かに大きな恩恵や援助を与える人を指します。寄贈者と同様に、恩恵を与えるという点で似ていますが、恩人はより個人的かつ広範な支援を意味することがあります。
- Contributor（貢献者、寄与者）: 何かに貢献する人を指し、お金や資源だけでなく、労力やアイデアの提供者も含まれます。寄贈者と似ていますが、寄与者はより幅広い意味合いを持ちます。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The generous donor contributed a significant amount to the charity. （寛大な寄贈者がその慈善団体に大きな額を寄付しました。）
- The university recognized the donors who supported the scholarship program. （大学は奨学金プログラムを支援した寄贈者たちを表彰しました。）
- The blood bank is in need of more donors to meet the increasing demand. （血液バンクは増加する需要に対応するためにさらなる寄贈者を必要としています。）
- The museum’s new wing was made possible by a generous donor. （その美術館の新しい展示室は寛大な寄贈者のおかげで実現しました。）
- We are grateful to all the donors who helped make this project a success. （このプロジェクトの成功に貢献してくれたすべての寄贈者に感謝しています。）
【donor – 寄贈者】のコロケーション
- Donor Recognition（寄贈者の認識）: 寄贈者に対する感謝や評価を示す行為です。慈善団体や組織が寄付者に感謝の意を表す際によく使われます。
- Organ Donor（臓器提供者）: 臓器移植のために自分の臓器を提供する人のことです。医療分野で一般的に使用されます。
- Blood Donor（献血者）: 自分の血液を献血する人を指します。医療や救急救命の文脈でよく使われます。
- Major Donor（主要寄贈者）: 大規模な寄付を行う人や組織を指します。特に慈善活動や政治的キャンペーンで使用されることが多いです。
- Anonymous Donor（匿名の寄贈者）: 自分の身元を明かさずに寄付をする人です。慈善活動において、身元を隠して寄付をする人々を指します。
- Financial Donor（金銭的寄贈者）: 金銭的な寄付を行う人や組織のことです。慈善団体、教育機関、その他の非営利組織が資金調達のために参照することが多いです。
“The Donor Detective: Emma’s Quest for Truth” – 『寄贈者探偵：エマの真実への探求』
In the small town of Crestwood, the mysterious disappearance of a well-known donor to the local charity sparked a wave of intrigue. This donor, Mr. Yamamoto, was famous for his generosity and the sudden news of his vanishing caused concern among the townsfolk.
クレストウッドという小さな町で、地元の慈善団体によく寄付をしていた有名な寄贈者の謎の失踪が、興味深い波紋を呼んだ。この寄贈者、山本氏はその寛大さで知られており、突然の失踪のニュースは町の人々の間で心配を引き起こした。
Emma, a young journalist, decided to investigate. She discovered that Mr. Yamamoto, before his disappearance, had been planning to make a significant donation to the town’s struggling museum. As a donor, his support was vital for the museum’s survival.
若いジャーナリストのエマは、調査を決意した。彼女は山本氏が失踪する前に、苦境に立つ町の博物館に大きな寄付をする計画をしていたことを発見した。寄贈者として、彼の支援は博物館の存続に不可欠だった。
Digging deeper, Emma found a series of anonymous letters warning the donor against the donation. These letters hinted at a scandal hidden within the museum’s walls, a scandal Mr. Yamamoto had stumbled upon. His role as a donor had put him in a dangerous position.
さらに深く掘り下げると、エマは寄贈者に寄付を行わないよう警告する一連の匿名の手紙を見つけた。これらの手紙は、博物館の壁の中に隠されたスキャンダルをほのめかしていた。山本氏はそのスキャンダルに気づいてしまった。寄贈者としての彼の役割が、彼を危険な立場に置いていたのだ。
Confronting the museum director, Emma learned that the donor had discovered illegal artifacts being sold under the table. Mr. Yamamoto threatened to withdraw his donation and expose the truth, but before he could, he vanished.
博物館の館長に直面したエマは、寄贈者が非合法の遺物がこっそり売られていることを発見したことを知った。山本氏は寄付の撤回と真実を暴露すると脅したが、それができる前に彼は姿を消してしまった。
Emma’s article, revealing the truth behind the donor’s disappearance, shook the town. It brought to light the crucial role donors play, not just in giving, but in upholding the integrity of institutions. Mr. Yamamoto, though missing, became a hero in the eyes of Crestwood’s residents.
エマの記事は、寄贈者の失踪の背後にある真実を明らかにし、町を揺るがした。それは寄贈者が、与えるだけでなく、機関の誠実さを守るという重要な役割を果たしていることを明らかにした。行方不明のままの山本氏は、クレストウッドの住民の目には英雄となった。