「Courteous な一言が、人の一日を明るくする」
📚 意味と用法
courteous は形容詞で、人やその行動が「礼儀正しい」「丁重である」ことを表します。単に形式的に丁寧なだけでなく、相手への「思いやり」や敬意の念が含まれているのが特徴です。サービス業やフォーマルな場面で特に重要視される資質です。
礼儀正しい行動 (Polite behavior)
The hotel staff was always friendly and courteous.
(そのホテルのスタッフはいつも親切で礼儀正しかった。)
丁重な返答 (Respectful reply)
He gave a courteous nod to the speaker.
(彼は講演者に対して丁重にうなずいた。)
🕰️ 語源と歴史
「Courteous」は、古フランス語の「curteis」(宮廷にふさわしい)に由来します。これは「curt」(宮廷)から来ており、ラテン語の「cohors」(囲われた場所、随員団)に遡ります。つまり、元々は「宮廷 (court) で見られるような洗練された振る舞い」を意味していました。ここから、一般的に「礼儀正しい」という意味に発展しました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
💬 実践的な例文
A courteous driver always signals before turning.
礼儀正しい運転手は、曲がる前に必ず合図を出す。
We received a courteous letter of apology from the company.
我々はその会社から丁重な謝罪の手紙を受け取った。
It is courteous to hold the door open for others.
他の人のためにドアを開けておくのは礼儀正しい行いだ。
She remained courteous even when faced with a difficult customer.
彼女は気難しい客を前にしても、丁重な態度を崩さなかった。
He has a courteous manner that puts people at ease.
彼には人を安心させる物腰の柔らかさがある。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. Although they disagreed, their debate was always ______.
解説:
意見は異なっていても、議論は常に「礼儀正しかった」という文脈が最も自然です。
2. The noun form of “courteous” is ______.
解説:
形容詞「courteous」に対応する名詞は「courtesy (礼儀正しさ)」です。
3. A person who is not courteous is ______.
解説:
「courteous」の反対語は、接頭辞「dis-」をつけた「discourteous」です。
4. The word “courteous” originally referred to behavior seen in a ______.
解説:
語源セクションで説明した通り、「courteous」はもともと「宮廷 (court)」での振る舞いを指す言葉でした。
5. She gave a ______ smile and thanked him for his help.
解説:
助けてくれたことへの感謝を示す文脈なので、「丁重な」微笑みが最も適しています。