「When in legal trouble, call your attorney. – 法的トラブルに陥ったら、弁護士に電話しよう」
📚 意味と用法
attorney は、名詞として、法律問題についてアドバイスを与えたり、法廷で依頼人を代理したりする資格を持つ人、つまり「弁護士」を指します。特にアメリカ英語で `lawyer` とほぼ同義で広く使われます。`attorney-at-law` の略です。また、`power of attorney`(委任状)によって、他人の代理として法的な決定を行う権限を与えられた「法定代理人」を指すこともあります。
弁護士 (Lawyer)
She hired a top attorney to handle her divorce case.
(彼女は離婚訴訟を扱ってもらうために、一流の弁護士を雇った。)
検事 (Prosecutor)
The District Attorney will prosecute the case.
(地方検事がその事件を起訴するだろう。)
🕰️ 語源と歴史
「Attorney」は、古フランス語の「atorné」に由来します。これは、「(誰かに)向ける、割り当てる」を意味する動詞 `atorner` の過去分詞形で、「任命された者、代理人」という意味でした。`atorner` は、「~へ」を意味する `a-` と、「回す」を意味する `torner`(現代英語の `turn`)から成り立っています。つまり、元々は「(ある目的のために)向けられた、割り当てられた人」という意味で、そこから他人の代理を務める法律家を指すようになりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
An attorney (弁護士) は、法律問題において client (依頼人) を代理します。弁護士は法律の専門家であり、法律の知識がない layman (素人) とは対照的な存在です。
💬 実践的な例文
You have the right to speak to an attorney.
あなたには弁護士と話す権利がある。
The defense attorney made a compelling argument.
弁護側の弁護士は、説得力のある主張をした。
He is currently studying to become an attorney.
彼は現在、弁護士になるために勉強している。
She works as a corporate attorney for a large company.
彼女は大企業で企業弁護士として働いている。
The U.S. Attorney General is the head of the Department of Justice.
アメリカ合衆国司法長官は、司法省の長である。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. In the US, a common word for a lawyer is ______.
解説:
アメリカでは、弁護士を指す一般的な言葉として attorney が使われます。
2. The head of the US Department of Justice is the ______ General.
解説:
アメリカの司法長官は Attorney General と呼ばれます。
3. A person represented by an attorney is a ______.
解説:
弁護士によって代理される人は「依頼人(client)」です。
4. The word “attorney” comes from a French word meaning to ______.
解説:
語源であるフランス語の atorner は「任命する、割り当てる(appoint)」を意味しました。
5. In the UK, a lawyer who speaks in higher courts is a ______.
解説:
イギリスで、より上級の法廷で弁論を行う弁護士は「barrister」と呼ばれます。