【whosoever
– だれでも(~する人はだれでも)】
【whosoever – だれでも(~する人はだれでも)】という単語の語源とか由来を知っていますか?
whosoeverは、中英語のwho so everに由来し、古英語のhwā swā(だれでも)から進化した表現です。who(だれ)と、古英語の強調語であるso(そのように)、およびever(どんな場合でも)の結合によって形成されました。この単語は、特に文語や古風な言い回しで使用され、現代の口語英語ではwhoeverが一般的に使われるようになっています。whosoeverは、特に法律や宗教文書などの正式な文脈で見られ、強調的に「だれであろうと」という意味を表現します。このように、英語の発展において形式や強調の役割を果たしつつ、徐々に現代の簡略化された形に置き換えられてきました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- whoever(だれでも)
・文語よりも口語的で広く使用される。 - anyone(だれでも)
・一般的でシンプルな表現。 - anybody(だれでも)
・同様に一般的で、会話でよく使われる。 - whomever(だれであろうと)
・目的語として使われる類似表現。
- whoever(だれでも)
- 反対語
- なし
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- whoever
・最も一般的な代替表現で、形式的ではない。意味は同じ。 - whomever
・目的格で使われるが、しばしば混同される。 - whatsoever
・「いかなる~も」という意味で使われるが、対象が異なる。 - anyone
・意味は類似しているが、日常的で簡潔。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
whosoeverは、宗教文書や法律の文言において強調された形式でよく使用される単語です。たとえば、キリスト教の聖書(ヨハネによる福音書3:16)では、「For God so loved the world, that He gave His only begotten Son, that whosoever believeth in Him should not perish, but have everlasting life.」(神はそのひとり子を賜ったほどに世を愛された。それは、彼を信じる者がだれでも滅びることなく永遠の命を持つためである)という有名な一節に登場します。このような使い方は、読者に普遍性や包括性を強調し、だれであろうと関係することを示すために用いられます。現代英語ではwhoeverに取って代わられることが多いですが、whosoeverは古風で力強い響きを持つため、特定の文脈で今もなお活用されています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- Whosoever believes in justice will always stand for the truth.
・正義を信じる人はだれでも常に真実を支持します。 - Whosoever wishes to join the team must pass the test.
・チームに参加したい人はだれでも試験に合格しなければなりません。 - Whosoever speaks ill of others will lose respect.
・他人を悪く言う人はだれでも尊敬を失うでしょう。 - Whosoever takes this path will find it challenging but rewarding.
・この道を選ぶ人はだれでも、それが困難であるが価値があると感じるでしょう。 - The prize is for whosoever completes the task first.
・その賞は、最初に課題を達成した人に与えられます。
【whosoever – だれでも(~する人はだれでも)】のコロケーション
- Whosoever believes: 信じる人はだれでも
- Whosoever wishes: 望む人はだれでも
- Whosoever desires: 欲する人はだれでも
- Whosoever shall come: 来る人はだれでも
- Whosoever is guilty: 罪を犯した人はだれでも
- Whosoever will listen: 聞く人はだれでも
- Whosoever seeks: 求める人はだれでも
文法問題
問題1
________ believes in justice shall be rewarded.
a) Whosoever
b) Whoever
c) Whichever
d) Whatever
解説
正解は a) Whosoever です。「正義を信じる人はだれでも報いを受けるだろう」という意味の文脈では、”whosoever”(~する人はだれでも)が適切です。”Whoever” も意味的には似ていますが、より古典的で堅い表現として “whosoever” を使用します。
問題2
________ wishes to join the meeting should contact the organizer in advance.
a) Whosoever
b) Whoever
c) Whichever
d) Whatever
解説
正解は a) Whosoever です。「会議に参加したい人はだれでも事前に主催者に連絡するべきだ」という文脈では、”whosoever” が正しい選択です。”Whosoever” は特にフォーマルな場面や書き言葉で使われます。
問題3
The prize will be given to ________ submits the best essay.
a) Whosoever
b) Whoever
c) Whichever
d) Whatever
解説
正解は a) Whosoever です。「最優秀のエッセイを提出した人はだれでも賞をもらえる」という文脈では、”whosoever” が適切です。フォーマルな文脈で、条件節を強調したい場合に使われます。
問題4
________ chooses to follow the path of kindness will find peace.
a) Whosoever
b) Whoever
c) Whichever
d) Whatever
解説
正解は a) Whosoever です。「親切の道を選ぶ人はだれでも平和を見つけるだろう」という意味では、”whosoever” が最適です。この形式は厳粛さや普遍的な真理を表現するのに向いています。
問題5
________ breaks the law must face the consequences.
a) Whosoever
b) Whoever
c) Whichever
d) Whatever
解説
正解は a) Whosoever です。「法律を破る者はだれでもその結果に直面しなければならない」という意味で、”whosoever” を使うことでフォーマルかつ厳粛なニュアンスを加えます。”Whoever” でも意味は通じますが、”whosoever” のほうが硬い印象を与えます。