「主張の信頼性は、的確な footnote が支える」
📚 意味と用法
footnote は、名詞として、学術論文、書籍、報告書などのページの下部(foot)にある注釈(note)を指します。これは、本文の内容を補足したり、引用した情報の出典を示したり、専門用語を解説したりするために用いられます。比喩的には、主要な出来事に対する「ささいな出来事」「補足事項」という意味で使われることもあります。
ページ下部の注釈 (A note at the bottom of a page)
Check the footnote for the source of this quotation.
(この引用の出典については脚注を確認してください。)
比喩的な補足事項 (A minor or supplementary detail)
His role in the project was a mere footnote in its history.
(そのプロジェクトにおける彼の役割は、歴史の中のほんの補足事項に過ぎなかった。)
🕰️ 語源と歴史
「Footnote」は、その名の通り「foot」(足、下部)と「note」(注釈)を組み合わせた非常に分かりやすい複合語です。17世紀後半に印刷技術が発展し、学術的なテキストで出典や補足情報を体系的に示す必要性が高まったことから、この言葉と概念が生まれました。
ページの「足元」に記述される注釈であることから、この名前が付けられました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
footnote | ページ下部に配置される特定の形式の注釈。 |
endnote | 章や文書の末尾にまとめて配置される注釈。 |
annotation | より広範な「注釈」を指し、本文の横や中にも書かれることがある。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
補足情報である footnote (脚注) は、文章の中心である main text (本文) と対比されます。また、比喩的な意味では、main event (主要な出来事) と対照的に使われます。
💬 実践的な例文
The academic paper was filled with detailed footnotes.
その学術論文は詳細な脚注でいっぱいだった。
I added a footnote to clarify the technical term.
私はその専門用語を明確にするために脚注を追加した。
His contribution to the discovery was considered a mere footnote to the team’s success.
その発見に対する彼の貢献は、チームの成功への単なる補足事項と見なされた。
The author uses footnotes extensively to provide background information.
著者は背景情報を提供するために脚注を多用している。
To insert a footnote in this software, press Ctrl+Alt+F.
このソフトウェアで脚注を挿入するには、Ctrl+Alt+Fを押してください。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A note of explanation or comment at the bottom of a page is called a ______.
解説:
ページ下部にある説明やコメントの注釈は「脚注 (footnote)」と呼ばれます。
2. If a detail is considered very minor, it might be called a ______ in history.
解説:
非常に些細な事柄は、比喩的に歴史上の「補足事項 (footnote)」と呼ばれることがあります。
3. The opposite of a footnote, which appears at the end of a document, is an ______.
解説:
文書の末尾に記載される注釈は「巻末注 (endnote)」と呼ばれます。
4. A ______ is used to give the source of a piece of information.
解説:
脚注 (footnote) は、情報の出典を示すためによく使われます。
5. The word “footnote” is a compound word made of “foot” and “______”.
解説:
“Footnote” は “foot” と “note” から成る複合語です。