英単語解説 – Texture

Texture /ˈtekstʃər/

手触り、食感、質感、きめ

物体の表面を触ったときの感触や、食べ物を口に入れたときの舌触り。物体の見た目の質感や構造も指す。

「人生に豊かな texture を加えるのは、多様な経験だ」

📚 意味と用法

Texture は名詞で、触覚や視覚を通じて感じられる物体の物理的な性質を指します。布や木材の「手触り」や「きめ」、食べ物の「食感」(例:creamy texture クリーミーな食感)、絵画や音楽の「質感」など、非常に幅広く使われます。「滑らかな」「ザラザラした」などの形容詞と共に使われることが多いです。

表面の手触り (The feel of a surface)

I love the smooth texture of silk.

(私は絹の滑らかな手触りが大好きだ。)

食べ物の食感 (The way food feels in the mouth)

This yogurt has a rich and creamy texture.

(このヨーグルトは濃厚でクリーミーな食感だ。)

🕰️ 語源と歴史

「Texture」の語源は、ラテン語の “textura”(織り方、織物)です。これは「織る」を意味する動詞 “texere” から来ています。元々は布地の「織り目」やその構造を指す言葉でした。布の織り目がその手触りを決めることから、意味が広がり、あらゆる物体の表面の「手触り」や「質感」を指すようになりました。「Text」(文章)や「textile」(織物)も同じ語源 “texere” を持ち、糸を織るように言葉を紡ぐイメージから来ています。

🔄 類義語

feel (感触)
consistency (粘度、硬さ)
grain (木目、きめ)
surface (表面)

⚡ 対義語 (概念として)

smoothness (滑らかさ)
flatness (平坦さ)

💬 実践的な例文

1

The old wooden table had a rough texture.

その古い木製テーブルはざらざらした手触りだった。

2

I don’t like the slimy texture of okra.

私はオクラのネバネバした食感が好きではない。

3

The artist uses thick paint to add texture to his canvases.

その芸術家はキャンバスに質感を加えるために厚い絵の具を使う。

4

This moisturizer will improve your skin’s texture.

この保湿クリームはあなたの肌のきめを整えるでしょう。

5

The combination of crunchy nuts and soft cake creates a wonderful texture.

カリカリのナッツと柔らかいケーキの組み合わせが素晴らしい食感を生み出している。

🧠 練習問題

以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。

1. The way a food feels in your mouth is called its ______.

flavor
texture
taste
smell

解説: 食べ物の口の中での感触は「食感(texture)」と呼ばれます。

2. This fabric has a very soft ______.

color
size
texture
price

解説: 布地の「手触り」について述べているため texture が適切です。

3. The ______ of the stone wall was rough and uneven.

texture
idea
story
sound

解説: 石の壁の表面の「質感」や「手触り」がザラザラで不均一だったという文脈です。

4. The word “textile” is related to “______”.

technology
texture
tax
textbook

解説: textile(織物)と texture(質感)は、どちらも「織る」を意味するラテン語 “texere” に由来します。

5. She added sand to the paint to give it a gritty ______.

color
texture
smell
weight

解説: ペンキに砂を混ぜて、ザラザラした「質感」を与えたという文脈です。