
【deplorable – 嘆かわしい】
【deplorable – 嘆かわしい】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「deplorable」という言葉は、フランス語の「déplorer(嘆く)」に由来し、それはさらにラテン語の「deplorare(嘆き悲しむ)」から派生しています。「deplorare」は、「de-(強意)」と「plorare(泣く、嘆く)」が組み合わさっており、「嘆かわしい」という意味を強調しています。この言葉は、16世紀後半に英語に取り入れられ、悲しみや怒りを引き起こすような状況や状態を表す形容詞として使われるようになりました。特に倫理的に許しがたい行為や、悲惨な状況を表現する際に用いられます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- lamentable(悲しむべき)
- disgraceful(恥ずべき)
- wretched(惨めな)
- appalling(恐ろしい)
- 反対語:
- commendable(称賛すべき)
- admirable(立派な)
- praiseworthy(称賛に値する)
- acceptable(許容できる)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- lamentable
- 「deplorable」と「lamentable」はどちらも「嘆かわしい」という意味を持ちますが、「lamentable」は主に悲しむべき状況や出来事に使われます。「deplorable」は、道徳的に許されない行為や非常に悪い状態を指すことが多いです。
- wretched
- 「wretched」と「deplorable」は似た意味を持ちますが、「wretched」は「非常に不幸な」や「惨めな」という意味が強く、個人の感情や状況に重点を置きます。「deplorable」は、倫理的に問題がある状態や行為を表現する際に用いられます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「deplorable」という言葉は、特に歴史的な文脈で、嘆かわしい状況や出来事を表現する際に使われます。例えば、20世紀初頭の労働環境はしばしば「deplorable」と形容されます。工場労働者が極端に悪い環境で働かされ、労働時間も過酷であった時代、これらの状況は社会改革者によって「deplorable」と非難されました。その結果、労働法が改正され、労働条件の改善が進められるようになりました。このように、「deplorable」という言葉は、社会的不正義や不条理を指摘し、変革を促すための強力なツールとして使われてきました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The living conditions in the refugee camp were deplorable.
- 難民キャンプの生活環境は嘆かわしいものでした。
- The politician’s corrupt actions were considered deplorable by the public.
- 政治家の腐敗した行動は、国民から嘆かわしいと見なされました。
- It is deplorable that so many children still suffer from hunger.
- 多くの子供たちがいまだに飢えに苦しんでいるのは嘆かわしいことです。
- The school’s deplorable state of disrepair shocked the visitors.
- 学校の嘆かわしいまでの荒廃状態は、訪問者たちを驚かせました。
- The treatment of the animals in the facility was utterly deplorable.
- 施設内での動物の扱いは、全くもって嘆かわしいものでした。