
【grievance – 不満、苦情】
【grievance – 不満、苦情】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「grievance」は、古フランス語の「grevance」に由来し、これは「重いこと、苦しみ」を意味する「grever」(負担をかける、苦しめる)から派生しています。この言葉は、中世において特定の不満や苦痛を表すために用いられるようになりました。英語では、特に不正や不当な扱いに対する公式な不満や苦情を指す言葉として定着し、労働争議や法的な文脈でよく使われます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- complaint(苦情)
- dissatisfaction(不満)
- protest(抗議)
- 反対語:
- 反対語はありません。
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「grievance」と「complaint」は似た意味を持ちますが、「grievance」はより正式で法律的な文脈で使われることが多く、特定の不当な扱いや損害に対する不満を指します。一方、「complaint」は一般的な不満や苦情を指す広い用語です。また、「dissatisfaction」は不満そのものを表し、特定の苦情を伴わない場合にも使われます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
労働環境における苦情(grievance)の重要性は、企業と従業員の関係においてしばしば注目されます。特に、労働組合が設立された背景には、従業員の権利や不満を正式に扱うための仕組みが求められたことがあります。歴史的に見ると、労働者は不当な扱いや低賃金に対する不満を表明するために、団結して抗議することが多く、これが労働法や労働条件の改善につながりました。今日では、多くの企業が従業員の苦情を真剣に受け止め、円滑なコミュニケーションを図るための制度や手続きを整備しています。これにより、企業の成長と従業員の満足度の向上が期待されています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She filed a grievance against her employer for unfair treatment.
彼女は不当な扱いについて雇用主に対して苦情を申し立てました。 - The union addressed the grievances of its members during the meeting.
労働組合は会議中にメンバーの不満を取り上げました。 - He expressed his grievance about the lack of support from management.
彼は経営陣からのサポート不足について不満を表明しました。 - The company has a procedure for handling employee grievances.
その会社は従業員の苦情を処理するための手続きがあります。 - Her grievance was taken seriously, and an investigation was launched.
彼女の苦情は真剣に受け止められ、調査が始まりました。