
【tearful – 涙もろい、涙ぐんだ】
【tearful – 涙もろい、涙ぐんだ】という単語の語源とか由来を知っていますか?
tearfulは、名詞のtear(涙)に形容詞を作る接尾辞**-fulが付加された言葉で、「涙で満たされた」「涙を浮かべた」という意味を表します。tear自体は古英語のtēar**、中期英語のterに由来し、ゲルマン祖語のtahrōに遡ります。この語はさらにインド・ヨーロッパ祖語のdakru-(涙)に関連しています。世界中の多くの言語で同じ語源を持つ単語が見られ、たとえばギリシャ語のdakry、ラテン語のlacrima(涙)が同根です。これらの語源から、涙に関連する感情や状態を表す語彙として、tearfulが形成されました。この単語は16世紀頃に記録され、悲しみや感情が高まった状態を形容するために使われています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- emotional(感情的な)
- weepy(涙もろい)
- sorrowful(悲しみに満ちた)
- mournful(悲嘆に暮れた)
- lachrymose(涙もろい)
- 反対語
- cheerful(陽気な)
- joyful(喜びに満ちた)
- happy(幸せな)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- tearful vs teary
・どちらも涙に関連しますが、tearyはカジュアルなニュアンスが強いです。 - tearful vs fearful
・tearfulは涙に関連し、fearfulは「恐れている」を意味します。 - tearful vs tearable
・tearfulは感情に関連し、tearableは「引き裂ける」という物理的な意味です。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
tearfulという単語は、特に感情が高まった瞬間を描写するのに適した言葉です。涙は人間の感情表現として非常に普遍的であり、悲しみだけでなく喜びや感動の場面でも現れます。たとえば、映画やドラマの感動的な場面で、観客が涙を流す様子を形容するのにこの単語がよく使われます。また、歴史的な名場面でも、人々が涙を流した状況を記録する際にこの言葉が用いられることがあります。一方で、「涙もろさ」という特性は文化的な文脈で異なる評価を受けることもあります。感情を率直に表現することが尊重される社会では、tearfulであることが「感受性豊か」として肯定的に捉えられる一方、感情を抑えることを重視する文化では、控えめな表現が好まれる場合もあります。このように、tearfulは言語的に単純ながら、感情や文化の複雑なニュアンスを伝える単語でもあります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She gave a tearful farewell to her friends at the airport.
・彼女は空港で友人たちに涙ぐみながら別れを告げました。 - His voice was tearful as he delivered the emotional speech.
・感動的なスピーチをする彼の声は涙で震えていました。 - The movie had a tearful ending that left the audience deeply moved.
・その映画は涙を誘う結末で観客を深く感動させました。 - The child became tearful after losing his favorite toy.
・お気に入りのおもちゃをなくして、その子は涙ぐみました。 - She offered a tearful apology for her mistake.
・彼女は自分の過ちに対して涙ながらに謝罪しました。
【tearful – 涙もろい、涙ぐんだ】のコロケーション
- Tearful goodbye: 涙の別れ
- Tearful eyes: 涙ぐんだ目
- Tearful voice: 涙声
- Tearful farewell: 涙の見送り
- Tearful reunion: 涙の再会
- Tearful moment: 涙を誘う瞬間
- Tearful expression: 涙を浮かべた表情
文法問題
問題1
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
She gave a _____ goodbye speech, thanking everyone for their support.
- tearful
- cheerful
- angry
- indifferent
解答と解説
解答:1. tearful
解説:
「goodbye speech(別れのスピーチ)」で「thanking everyone for their support(皆に感謝を述べた)」という感情的な場面を考慮すると、「tearful(涙ぐんだ)」が適切です。「cheerful(陽気な)」や「angry(怒った)」、また「indifferent(無関心な)」は文脈にそぐいません。
問題2
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The child’s _____ eyes showed how deeply he was moved by the story.
- tearful
- blank
- joyful
- angry
解答と解説
解答:1. tearful
解説:
「showed how deeply he was moved(彼がどれほど感動したかを示していた)」という文脈から、感情がこもった「tearful(涙ぐんだ)」が最も適切です。「blank(空虚な)」、「joyful(喜びに満ちた)」、「angry(怒った)」はこの場面には適しません。
問題3
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
After the emotional reunion, both of them were _____ but happy.
- tearful
- carefree
- furious
- indifferent
解答と解説
解答:1. tearful
解説:
「emotional reunion(感動的な再会)」と「but happy(しかし幸せ)」という対比から、涙ぐんでいるが感情的に満たされている「tearful」が最適です。「carefree(気楽な)」や「furious(激怒した)」、「indifferent(無関心な)」は文脈にそぐいません。
問題4
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
Her voice was _____ as she tried to explain what had happened.
- tearful
- calm
- monotone
- cheerful
解答と解説
解答:1. tearful
解説:
「as she tried to explain what had happened(彼女が何が起きたか説明しようとした)」という状況から、感情を抑えきれない「tearful(涙ぐんだ)」が適切です。「calm(落ち着いた)」や「monotone(単調な)」、「cheerful(陽気な)」はこの文脈に合いません。
問題5
次の文の空欄に入る最も適切な語を選んでください。
The _____ farewell left everyone in the room feeling emotional.
- tearful
- indifferent
- formal
- joyful
解答と解説
解答:1. tearful
解説:
「farewell(別れ)」が「left everyone in the room feeling emotional(部屋の全員を感動させた)」という文脈から、「tearful(涙ぐんだ)」が最適です。「indifferent(無関心な)」や「formal(形式的な)」、「joyful(喜びに満ちた)」は感情的な別れには不適切です。