すき
押さえたい重要古語 名詞 風流好み・風雅の道/色好み・恋愛の情趣 意味・文法・クイズで学ぶ
趣あることへ、深く心を傾ける

すき(好き・数寄)【古文】の意味を総まとめ!
「風流への傾倒 / 恋愛への傾倒」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「すき(好き・数寄)」。 まずは、「①風流への傾倒」と、「②恋愛への傾倒」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 風流への傾倒
風流好み・風雅の道
②
ポイント② 恋愛への傾倒
色好み・恋愛の情趣
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

好き・数寄 (名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「趣あることへ、深く心を傾ける」

和歌への熱中と、恋への熱中を並べて覚えます。
すき
01 / Core Meanings

「すき」の意味・用法マップ

風流への傾倒 / 恋愛への傾倒を文脈から理解する

学習イメージ:趣あることへ、深く心を傾ける

文脈に合わせて、「風流への傾倒」と「恋愛への傾倒」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 風流への傾倒 📖 POINT 1

風流好み・風雅の道

主な文脈:和歌や音楽などに心を寄せる場面

和歌などの趣ある営みに深く心を寄せること、またその道を指します。「風流への傾倒」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「歌の道のすき、深き人なり。」

訳:和歌への風流好みが、深い人である。

ポイント2 恋愛への傾倒 📖 POINT 2

色好み・恋愛の情趣

主な文脈:恋に心を傾ける人物を述べる場面

男女の恋愛の趣を好み、それに心を寄せることにも使います。「恋愛への傾倒」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「恋の文絶えぬは、すきの心なり。」

訳:恋文が絶えないのは、色好みの心からだ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「すき」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「すき」の対象と前後を確かめよう

1 和歌や音楽などに心を寄せる場面

👉 風流への傾倒

「歌の道」が、何に心を傾けているかを示しています。

2 恋に心を傾ける人物を述べる場面

👉 恋愛への傾倒

恋文のやり取りが多いので、恋愛への傾倒と読みます。

現代語訳で押さえたいポイント

「すき」の訳を文脈で選ぶ

「数寄・数奇」の表記もあります。後世には茶の湯を指す用法が目立ちますが、古文のすべてを茶道に限定しません。「隙」は別の語です。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 趣あることへ、深く心を傾ける
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「すき」の漢字と覚え方

趣あることへ、深く心を傾ける

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「趣あることへ、深く心を傾ける」!

和歌への熱中と、恋への熱中を並べて覚えます。

趣あることへ、深く心を傾ける
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
すき
風流への傾倒 / 恋愛への傾倒

補足:「数寄・数奇」の表記もあります。後世には茶の湯を指す用法が目立ちますが、古文のすべてを茶道に限定しません。「隙」は別の語です。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「すき」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「歌の道のすき、深き人なり。」 = 和歌への風流好みが、深い人である。
2「恋の文絶えぬは、すきの心なり。」 = 恋文が絶えないのは、色好みの心からだ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「すき、
趣あることへ、深く心を傾ける!」

04 / Grammar & Usage

「すき」の文法と関連語の違い

名詞と、混同しやすい語を確認

「すき」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞と文中の働き

名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

② 用法を読むポイント

ここでは名詞としての「すき」を扱い、活用しません。動詞「すく」の連用形から名詞になった語とされます。現代語の形容動詞的な「好きだ」だけで考えないことが大切です。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

すき 風流好み・色好みなど
何への傾倒かを見る名詞。
すく 風流を好む・恋に打ち込むなど
対応するカ行四段動詞。
すきずきし 風流だ・色好みらしいなど
性質を述べるシク活用の形容詞。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「すき」実践例文

1 風流への傾倒(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「歌の道のすき、深き人なり。」

【現代語訳】和歌への 風流好みが、深い人である。
判別のコツ:「歌の道」が、何に心を傾けているかを示しています。
2 恋愛への傾倒(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「恋の文絶えぬは、すきの心なり。」

【現代語訳】 恋文が絶えないのは、色好みの心からだ。
判別のコツ:恋文のやり取りが多いので、恋愛への傾倒と読みます。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「すき」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「すき」の総まとめチェックリスト

1 風流への傾倒 「歌の道」が、何に心を傾けているかを示しています。
2 恋愛への傾倒 恋文のやり取りが多いので、恋愛への傾倒と読みます。
③ 品詞は「名詞」 名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「好き」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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