すさまじ
押さえたい重要古語 形容詞・シク活用 興ざめだ・情趣がない/寒々しい・殺風景だ 意味・文法・クイズで学ぶ
情趣が冷えて、心が満たされない

すさまじ(凄まじ)【古文】の意味を総まとめ!
「気分が冷める / 景色の冷えや荒涼」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「すさまじ(凄まじ)」。 まずは、「①気分が冷める」と、「②景色の冷えや荒涼」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 気分が冷める
興ざめだ・情趣がない
②
ポイント② 景色の冷えや荒涼
寒々しい・殺風景だ
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

凄まじ (形容詞・シク活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「情趣が冷えて、心が満たされない」

届かない手紙への興ざめと、荒れた冬の庭を並べます。
すさまじ
01 / Core Meanings

「すさまじ」の意味・用法マップ

気分が冷める / 景色の冷えや荒涼を文脈から理解する

学習イメージ:情趣が冷えて、心が満たされない

文脈に合わせて、「気分が冷める」と「景色の冷えや荒涼」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 気分が冷める 📖 POINT 1

興ざめだ・情趣がない

主な文脈:期待と合わず気持ちが冷える場面

ふさわしい趣がなく、期待していた気分がしぼむような様子です。「気分が冷める」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「待ちし文の来ぬ夕べ、すさまじ。」

訳:待っていた手紙が来ない夕べは、興ざめだ。

ポイント2 景色の冷えや荒涼 📖 POINT 2

寒々しい・殺風景だ

主な文脈:寂しく荒れた景色を述べる場面

風景や場所が寒々しく、趣を失ったように感じられることです。「景色の冷えや荒涼」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「荒れたる庭の冬景色、すさまじ。」

訳:荒れた庭の冬景色は、寒々しい。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「すさまじ」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「すさまじ」の対象と前後を確かめよう

1 期待と合わず気持ちが冷える場面

👉 気分が冷める

期待したものがなく、気持ちが冷めることを述べています。

2 寂しく荒れた景色を述べる場面

👉 景色の冷えや荒涼

冬の荒れた庭の様子から、景色の冷えを読みます。

現代語訳で押さえたいポイント

「すさまじ」の訳を文脈で選ぶ

恐ろしい・ものすごいという用法もあります。現代語の「激しい」だけでなく、古文では興ざめ・情趣のなさを重要な手がかりにします。古くは「すさまし」の形もあります。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 情趣が冷えて、心が満たされない
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「すさまじ」の漢字と覚え方

情趣が冷えて、心が満たされない

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「情趣が冷えて、心が満たされない」!

届かない手紙への興ざめと、荒れた冬の庭を並べます。

情趣が冷えて、心が満たされない
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
すさまじ
気分が冷める / 景色の冷えや荒涼

補足:恐ろしい・ものすごいという用法もあります。現代語の「激しい」だけでなく、古文では興ざめ・情趣のなさを重要な手がかりにします。古くは「すさまし」の形もあります。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「すさまじ」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「待ちし文の来ぬ夕べ、すさまじ。」 = 待っていた手紙が来ない夕べは、興ざめだ。
2「荒れたる庭の冬景色、すさまじ。」 = 荒れた庭の冬景色は、寒々しい。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「すさまじ、
情趣が冷えて、心が満たされない!」

04 / Grammar & Usage

「すさまじ」の文法と関連語の違い

形容詞・シク活用と、混同しやすい語を確認

「すさまじ」の文法整理

品詞:形容詞・シク活用
① シク活用の形

連用形「すさまじく」、終止形「すさまじ」、連体形「すさまじき」、已然形「すさまじけれ」。カリ活用では「すさまじから・すさまじかり・すさまじかる」などの形になります。

② 用法を読むポイント

シク活用で「すさまじく・すさまじ・すさまじき・すさまじけれ」。ク活用の「すごし」と形を混同しません。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

すさまじ 興ざめだ・寒々しいなど
場面との不調和や気分の冷えを見る。
すごし 恐ろしい・もの寂しいなど
心が震える強い感覚を読む。
をかし 趣がある・興味深いなど
情趣を認める評価と比べる。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「すさまじ」実践例文

1 気分が冷める(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「待ちし文の来ぬ夕べ、すさまじ。」

【現代語訳】待っていた手紙が来ない夕べは、 興ざめだ。
判別のコツ:期待したものがなく、気持ちが冷めることを述べています。
2 景色の冷えや荒涼(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「荒れたる庭の冬景色、すさまじ。」

【現代語訳】 荒れた庭の冬景色は、寒々しい。
判別のコツ:冬の荒れた庭の様子から、景色の冷えを読みます。
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古文単語「すさまじ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「すさまじ」の総まとめチェックリスト

1 気分が冷める 期待したものがなく、気持ちが冷めることを述べています。
2 景色の冷えや荒涼 冬の荒れた庭の様子から、景色の冷えを読みます。
③ 品詞は「形容詞・シク活用」 連用形「すさまじく」、終止形「すさまじ」、連体形「すさまじき」、已然形「すさまじけれ」。カリ活用では「すさまじから・すさまじかり・すさまじかる」などの形になります。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「凄まじい」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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