たゆむ
押さえたい重要古語 動詞・マ行四段活用(下二段の用法もある) 油断する・怠る/弱まる・衰える 意味・文法・クイズで学ぶ
張っていた気持ちや勢いが緩む

たゆむ(弛む)【古文】の意味を総まとめ!
「気が緩む / 勢いが弱まる」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「たゆむ(弛む)」。 まずは、「①気が緩む」と、「②勢いが弱まる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 気が緩む
油断する・怠る
②
ポイント② 勢いが弱まる
弱まる・衰える
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

弛む (動詞・マ行四段活用(下二段の用法もある))

意味をつなぐ学習イメージ

「張っていた気持ちや勢いが緩む」

努力を緩めない姿と、弱まる風の音を並べます。
たゆむ
01 / Core Meanings

「たゆむ」の意味・用法マップ

気が緩む / 勢いが弱まるを文脈から理解する

学習イメージ:張っていた気持ちや勢いが緩む

文脈に合わせて、「気が緩む」と「勢いが弱まる」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 気が緩む 📖 POINT 1

油断する・怠る

主な文脈:緊張や努力が緩む場面

張り詰めた気持ちが緩み、注意や努力が足りなくなることです。「気が緩む」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「たゆまず、学びを続く。」

訳:怠らず、学びを続ける。

ポイント2 勢いが弱まる 📖 POINT 2

弱まる・衰える

主な文脈:風や音などの勢いが落ちる場面

人の気持ちだけでなく、力や勢いが弱くなることも表します。「勢いが弱まる」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「夜ふけて、風の音もたゆむ。」

訳:夜が更けて、風の音も弱まる。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「たゆむ」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「たゆむ」の対象と前後を確かめよう

1 緊張や努力が緩む場面

👉 気が緩む

「ず」と結び、努力を緩めないことを述べています。

2 風や音などの勢いが落ちる場面

👉 勢いが弱まる

風の音の勢いが落ちる様子を表しています。

現代語訳で押さえたいポイント

「たゆむ」の訳を文脈で選ぶ

疲れる、張ったものが緩むという意味もあります。下二段では「気持ちを緩める・油断させる」という他動の用法があり、この記事の二例は四段です。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 張っていた気持ちや勢いが緩む
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「たゆむ」の漢字と覚え方

張っていた気持ちや勢いが緩む

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「張っていた気持ちや勢いが緩む」!

努力を緩めない姿と、弱まる風の音を並べます。

張っていた気持ちや勢いが緩む
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
たゆむ
気が緩む / 勢いが弱まる

補足:疲れる、張ったものが緩むという意味もあります。下二段では「気持ちを緩める・油断させる」という他動の用法があり、この記事の二例は四段です。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「たゆむ」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「たゆまず、学びを続く。」 = 怠らず、学びを続ける。
2「夜ふけて、風の音もたゆむ。」 = 夜が更けて、風の音も弱まる。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「たゆむ、
張っていた気持ちや勢いが緩む!」

04 / Grammar & Usage

「たゆむ」の文法と関連語の違い

動詞・マ行四段活用(下二段の用法もある)と、混同しやすい語を確認

「たゆむ」の文法整理

品詞:動詞・マ行四段活用(下二段の用法もある)
① 四段を中心に、下二段と区別する

四段は、たゆま/たゆみ/たゆむ/たゆむ/たゆめ/たゆめ。下二段には気持ちを緩めるという用法があり、連用形「たゆめ」などは接続と意味から分けます。

② 用法を読むポイント

四段は「たゆま・たゆみ・たゆむ・たゆむ・たゆめ・たゆめ」。「たゆまず」は未然形+打消「ず」。下二段の連用形「たゆめ」などとは接続から分けます。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

たゆむ 油断する・弱まるなど
何の緊張や勢いかを読む。
おこたる 怠る・病気がよくなるなど
気を緩める意味が重なる場合がある。
たるむ 張りが緩む
現代語のイメージと結ぶ。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「たゆむ」実践例文

1 気が緩む(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「たゆまず、学びを続く。」

【現代語訳】 怠らず、学びを続ける。
判別のコツ:「ず」と結び、努力を緩めないことを述べています。
2 勢いが弱まる(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「夜ふけて、風の音もたゆむ。」

【現代語訳】 夜が更けて、風の音も弱まる。
判別のコツ:風の音の勢いが落ちる様子を表しています。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「たゆむ」クイズゲーム(全5問)

現在のスコア
0 / 5
QUESTION 1 OF 5

意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「たゆむ」の総まとめチェックリスト

1 気が緩む 「ず」と結び、努力を緩めないことを述べています。
2 勢いが弱まる 風の音の勢いが落ちる様子を表しています。
③ 品詞は「動詞・マ行四段活用(下二段の用法もある)」 四段は、たゆま/たゆみ/たゆむ/たゆむ/たゆめ/たゆめ。下二段には気持ちを緩めるという用法があり、連用形「たゆめ」などは接続と意味から分けます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「弛む」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

古
ORETAN — 古典の里
英語も、古典も。物語で、夢中になる。
© ORETAN Classical Japanese Vocabulary Series. All rights reserved.