なづむ
押さえたい重要古語 動詞・マ行四段活用(自動詞) 行き悩む・滞る/こだわる・執着する 意味・文法・クイズで学ぶ
進めない、または心がそこから離れない

なづむ(泥む)【古文】の意味を総まとめ!
「行き悩む・滞る / こだわる・執着する」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「なづむ(泥む)」。まずは、「①行き悩む・滞る」と、「②こだわる・執着する」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 動作や進行の停滞
行き悩む・滞る
②
ポイント② 心が離れない状態
こだわる・執着する
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

泥む(動詞・マ行四段活用(自動詞))

意味をつなぐ学習イメージ

「進めない、または心がそこから離れない」

道や動作が進まないのか、心が離れないのかを読む
なづむ
01 / Core Meanings

「なづむ」の意味・用法マップ

動作や進行の停滞と心が離れない状態を読み比べる

学習の手がかり:進めない、または心がそこから離れない

動作や進行の停滞の場面では「行き悩む・滞る」、心が離れない状態の場面では「こだわる・執着する」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 動作や進行の停滞 ① POINT

行き悩む・滞る

主な文脈:動作や進行の停滞

行く手を妨げられて進めない、物事が順調に運ばないことを表します。「行き悩む・滞る」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「深き雪になづみ、山を越えがたし。」

訳:深い雪に行き悩み、山を越えにくい。

ポイント② 心が離れない状態 ② POINT

こだわる・執着する

主な文脈:心が離れない状態

あることに気を取られ続け、そこから心が離れないことを表します。「こだわる・執着する」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「昔の栄えになづみ、世を捨てがたし。」

訳:昔の栄華に執着して、出家しにくい。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「なづむ」の訳し分け

道や動作が進まないのか、心が離れないのかを読む

!
読解で使うチェックポイント

「なづむ」の前後にある言葉を確かめよう

① 動作や進行の停滞

👉「行き悩む・滞る」

行く手を妨げられて進めない、物事が順調に運ばないことを表します。

② 心が離れない状態

👉「こだわる・執着する」

あることに気を取られ続け、そこから心が離れないことを表します。

現代語訳で押さえたいポイント

「なづむ」は文脈とセットで!

「なづむ」を現代語の「なじむ」と取り違えないようにします。古文では、進行が滞る・何かに執着するという意味が重要です。苦しむ・難儀する方向で訳す場面もあります。

訳語を選ぶときの合言葉
道や動作が進まないのか、心が離れないのかを読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「なづむ」の成り立ちと覚え方

なづむ=足が進まぬ、心が離れぬ

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「泥む」。

「泥む」という表記を、足や心がとらわれる学習イメージとして使います。これは語源の断定ではありません。

動作や進行の停滞
行き悩む・滞る
➔
なづむ
こだわる・執着する

後世には慣れ親しむ用法も生じますが、まず本文の時代と状況を見て、停滞と執着を区別します。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「なづむ」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「深き雪になづみ、山を越えがたし。」 = 深い雪に行き悩み、山を越えにくい。
②「昔の栄えになづみ、世を捨てがたし。」 = 昔の栄華に執着して、出家しにくい。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「なづむ、
なづむ=足が進まぬ、心が離れぬ!」

04 / Grammar & Usage

「なづむ」の文法と似た表現の整理

動詞・マ行四段活用(自動詞)を中心に、形と意味を確かめる

「なづむ」の文法整理

品詞:動詞・マ行四段活用(自動詞)
① マ行四段の活用

「なづま・なづみ・なづむ・なづむ・なづめ・なづめ」と活用します。「なづみ」は連用形です。

② 表記と文脈を確認

歴史的仮名遣いでは「なづむ」。何に妨げられるか、何に心がとらわれるかを、助詞「に」などの前から確かめます。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

雪になづむ 移動の困難
雪に妨げられて進みにくいことを表します。
世になづむ 心の執着
世俗から離れられないという読みを考えます。
暮れなづむ 進行の停滞
暮れ方がなかなか進まないという、現代にも残る複合語です。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「なづむ」実践例文

① 動作や進行の停滞(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「深き雪になづみ、山を越えがたし。」

【現代語訳】深い雪に 行き悩み、山を越えにくい。
判別のコツ:雪が進行の妨げになっているので、移動の停滞と読みます。
② 心が離れない状態(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「昔の栄えになづみ、世を捨てがたし。」

【現代語訳】昔の栄華に執着して、出家しにくい。
判別のコツ:世俗への思いから離れられず、出家しにくい場面です。
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古文単語「なづむ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「なづむ」の総まとめチェックリスト

① 動作や進行の停滞を確認行く手を妨げられて進めない、物事が順調に運ばないことを表します。
② 心が離れない状態を確認あることに気を取られ続け、そこから心が離れないことを表します。
③ 動詞・マ行四段活用(自動詞)なづむ=足が進まぬ、心が離れぬ

参考:小学館の辞書「泥む」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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